MAY/2017
ワルシャワの交通機関について、その利用方法などで、戸惑ったり、失敗したことなどを含めて記事にいたします。
1.バス
駅や主要なバス停などに、次のような券売機が置かれています。
購入できるチケットの種類(20分券、75分券、24時間券など)を選んで購入します。
このチケットは後述するトラムやメトロと共通で使用できますので、乗り換えるたびに購入する必要はありません。
あくまで時間制というのが特長です。
バスに乗車すると、入り口近くにこのような刻印機(左)がありますので、この刻印機に購入したチケットを挿入して、チケットに時間を刻印します。
刻印した時間から、購入したチケットが有効となります。
1日券(24時間券)を購入しても15PLNですから、少々元がとれるかどうかわからなくても、これを買っておいたらいいんじゃないかと思います。
その都度、いちいち行き先を考えて切符を購入する手間と小銭が増える鬱陶しさから解放されます。
僕はいつもこのように考えてます。
2.トラム
ワルシャワ市内にはトラムの路線も充実していますので、こちらの利用も便利です。
大きな通りには、トラムが走っているというイメージでした。
チケットの購入や乗車方法はさきほどのバスと同様です。
日本で路面電車というと、のんびり走るというイメージですけれども、こちらの電車は加速がスムーズでかなり高速で走行しています。
飛び出しとかに対応できるんやろか?などと心配してしまいます。
市内のあちこちで、トラムのある風景を見られるのはいいものだと思います。
3.メトロ
ワルシャワ市内には、地下鉄も走っています。
南北を結ぶ1号線と東西を結ぶ2号線の2路線があります(2017年05月現在)。
メトロの入口
2号線は2015年に開通したばかりなので、駅構内も非常に近代的できれいです。
入口は日本と一緒で、切符を自動改札機に通します。
プラットフォームもまだ新しさを感じます。
あとは来た電車に乗ればいいだけ。
ただ駅の出口で戸惑いました。
入口と同じように、切符を入れようとすると、まったく受け付けてくれません。
何度やり直しても全然ダメ。
それを見かけたポーランド女子が、声をかけてくれて見本を見せてくれました。
「何もしなくていいのよ、ただ通るだけ」
そう、前に進めば自動でドアが開くのです。
目が点…
その後も「他に手伝えることある?」と、親切にも乗り換えのバス停まで案内して見送ってくれました。
まさに天使。ポーランド大好き!と思った瞬間でした。
ワルシャワ市内の移動は、公共交通機関の利用だけでも大変便利です。