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DFPの会員ステータス昇格基準の変更(DEC/2017版)

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SEP/2017

 

9月に入って、China Airlines から DFP(ダイナスティフライヤープログラム)のルール変更のメールが届きました。

China Airlines の上級会員を目指すと謳っているブログですので、無視するわけにはいきません。

以下のとおり、変更をお伝えしたいと思います。

ただ、いずれも拙い英語力及び DFP 規則への不知から、勘違いな文章になっているかもしれないことを先にお詫びしておきたいと思います。

なお、改訂は2017年12月01日からとなります。

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1.会員ステータス昇格のための計算期間の変更(改訂)f:id:nawatchy:20170906170816p:plain

(旧)過去12か月間の搭乗実績により、次の会員ステータスへの昇格の可否を判定。

(新)会員ステータスが昇格した場合、昇格前の搭乗実績はリセットされ、昇格後のいずれか連続する12か月間の搭乗実績で、次の会員ステータスへの昇格の可否を判定する。

・補足説明

チャイナエアラインの会員ステータス昇格基準は、次の3つのうちいずれかの条件を満たせばいいことになっています。

(1)獲得マイル

(2)トリップ数

(3)ビジネスクラス搭乗回数(チャイナエアラインまたはマンダリンエアラインによる運航便のみ)

今までは、会員ステータスが昇格したとしても、単純に過去12か月のこれらの実績のいずれかが昇格条件に該当すれば、昇格となりました。

次のような場合を比較してみましょう。

Dynasty Member(平会員) の A 氏が、次のような搭乗実績があったとします。

・2016.02.01 DFP 入会

・2016.02.01~2016.07.31

(1)獲得マイル 30,000マイル

(2)トリップ数 18トリップ(ビジネス04回、エコノミー12回)

※ビジネスクラスへの搭乗は×1.5となります。

 

ゴールド会員への昇格基準は次のとおりです。

(1)獲得マイル 30,000マイル

(2)トリップ数 20回

(3)ビジネスクラス搭乗回数 10回

 

(1)の基準を満たしたため、2016.08.01 からゴールド会員に昇格することになります。

 

その後、次の搭乗実績を重ねたとします。

・2016.08.01~2017.01.31

(1)獲得マイル 12,000マイル

(2)トリップ数 24トリップ(ビジネス04回、エコノミー18回)

 

エメラルド会員への昇格基準は次のとおりです。

(1)獲得マイル 50,000マイル

(2)トリップ数 40回

(3)ビジネスクラス搭乗回数 30回(チャイナエアラインまたはマンダリンエアラインによる運航便のみ)

 

今まででしたら、単純に過去12か月間の搭乗実績を通算して昇格の判定をしましたので、次のような判定結果となりました。

(1)獲得マイル 30,000+12,000=42,000→不可

(2)トリップ数 18+24=42→可

(3)ビジネスクラス搭乗回数 4+4=8→不可

トリップ数が昇格基準達成となり、2017.02.01 からエメラルド会員に昇格できました。

しかし、今後は昇格時に昇格前に獲得した搭乗実績はいったんリセットされますから、昇格不可となります。

そのため、昇格後のその会員ステータス在籍中(昇格後2年)のいずれか連続する12か月の搭乗実績が、上記いずれかの昇格条件に該当すれば、エメラルド会員に昇格することになります。

 

2.搭乗実績の1年間の繰越猶予(新設)f:id:nawatchy:20170906170831p:plain

(新)昇格に必要とされる搭乗実績を超過した部分は、1年間の繰り越しが認められる。

・補足説明

「会員ステータス昇格のための計算期間の変更」により、ステータス昇格時に昇格前の搭乗実績が切り捨てられることになりましたが、その昇格条件を超えた搭乗実績については切り捨てとならず、昇格後1年間に限り次の昇格のための搭乗実績としてカウントできることになります。

「会員ステータス昇格のための計算期間の変更」の激変緩和措置でしょうね。

 

3.チャイナエアライン(マンダリンエアライン)への最少搭乗実績(新設)f:id:nawatchy:20170906170848p:plain

 (新)昇格のためには、チャイナエアラインまたはマンダリンエアラインで、国際線6回の搭乗実績(トリップカウント)が求められるようになります。

・補足説明

今までは、チャイナエアラインに一切搭乗しなくても、スカイチーム各社などの搭乗による獲得マイルやトリップ数が、DFP 昇格基準に達すればステータスが昇格しました。

今後は、チャイナエアライン(マンダリンエアライン)の国際線最低6回の搭乗実績が求められるようになります。

今までなかったほうが不思議なルールです。

JL や NH でしたら、自社便半分以上の実績が求められたはずです。

そのことからすれば、まだまだ甘い条件だと思います。

 

4.スカイチーム他社への搭乗は獲得マイル数のみが判定対象(改訂)f:id:nawatchy:20170906170859p:plain

(旧)スカイチーム加盟各社への搭乗であっても、搭乗に応じて獲得したマイルとトリップカウントが、ステータス昇格基準の判定対象となる。

(新)スカイチーム加盟各社への搭乗は、獲得マイルのみが昇格基準の判定対象となり、トリップカウントは判定対象から除外される。

・補足説明

こちらは前兆がありました。前回の変更では、スカイチーム他社への搭乗によるトリップカウントが大きく引き下げられました。

スカイチーム他社ビジネスクラス搭乗によるトリップカウントは、1.5→1.0 となり、他社エコノミーにいたっては、まったくカウントされないというケースが多くなりました。

チャイナエアラインが、自社便をよく利用する顧客にステータスを付与するという自然な流れだと思っています。

 

以上、ざっと変更を見ていきました。

冒頭に記載したとおり、拙い英語力と DFP への不知から間違っている記述があるかもしれません。

そのような場合、ご指摘いただければ幸いです。