OCT/2017
出発はサテライトの85番ゲートからでした。
「Aircraft/A333」
ゲートに到着すると、すでに搭乗のための列ができています。
すぐに優先搭乗が開始されましたので、機内に乗り込みます。
座席は窓側の1人掛けシートです。
アメニティポーチが配られました。
ポルシェデザインのもの。
KUL-KIX だと同じ深夜便でも配られなかったのに、どこか差別されてるような感じです。
「Welcome Drink/Orange Juice」
予定出発時刻を少し過ぎて、機長からのアナウンスがありました。
機械のトラブルで出発時刻が遅れていること、ただ復旧に1時間はかからない見込みであることが伝えられました。
まあ、KUL での乗り継ぎ時間はたっぷりあるので、多少遅れても出発さえしてくれればいいです。
映画でも見ることにします。
選んだのはこちら。
「Going in Style(邦題:ジーサンズはじめての強盗)」
いかにもなアメリカのコメディー映画という感じです。
たいした内容はありません。
年金を失った老人3人が、築いてきたものを失わんがために銀行強盗を企てるという内容です。
同情はするものの、ちょっと理解しがたいです。
コメディーだからといわれればそれまでですけどね。
いい役者を揃えているわりに使い方が雑で勿体ないと感じました。
映画の中で良かったのは、スーパーで働く決して若いとはいえない女性(アニー)が、3人組の男性の一人(アル)への恋愛感情を積極的に表現するところ。
日本では、はしたないなんて言われかねませんもんね。
22時15分、ようやく飛行機が動き出しました。
長いタキシングの後、離陸したのは 22時28分でした。
巡航高度に達して、ドリンクサービスが開始されます。
「Champagne/Champagne Comte Audoin du dampierre Grande Cuvee NV,Boozy」
「Malaysian Satay」
まともなものを口にしていませんでしたので、このサテが待ち遠しかったです。
サテをもう少し食べたいと思ったので、「もう1本いただけますか?」と頼んだところ、どっさりと持って来られました。
1、2、3…
5本も。
サービス精神旺盛なのはありがたいですけど。
「これを全部食べたらあとに響くよなあ…」と思いつつも、食べ物を残すということに非常に罪悪感を感じる昭和な人間ですから全部いただきました。
ミールサービスのワゴンがやってまいりました。
「Starter は、Western か Japanese のどちらにしますか?」
基本的に機内では和食は選びませんので、Western を選択。
「Starters/Garden Salad」
「Bread/Garlic Bread」
「White Wine/Nautilus Sauvignon Blanc 2016,Marlborough」
万能だと思われるこの NZ の白ワイン。
ただ、きりっと引き締まった感じに欠けました。
「Soup/Pumpkin and Cardamom Soup」
Starter は、このスープかダックとチキンのローストのどちらかの選択になっています。
サテ、そしてメインはビーフを選ぶつもりなので、ダックとチキンを選ぶとバランスが悪いなあと思いスープにしました。
カルダモンの爽やかな香りがしてよかったです。
「Main Course/Grilled Fillet of Beef」
このビーフのほかのメインは次のとおり。
・Pan-Fried Chicken with Chilli Sauce(鶏のチリソース)
・Mushroom Cannelloni(マッシュルームのカネロニパスタ)
この MH の機内食のメインのうち1つは、ベジタリアンメニューとなっているようです。
がっつりいきたかったので、ビーフを選びました。
でも、あんまりおいしいビーフではありませんでした。
前回もそうでしたが、どうも MH のビーフはよろしくないですね。
「Dessert/Seasonal Fruits」
Dessert は、ハーゲンダッツのアイスクリームかフルーツのどちらか。
「Drink/English Tea」
食事を終えると、まだ沖縄あたりを飛行しているところ。
映画も見終えたので、次は音楽を楽しむことにしました。
好きな曲を選んで JUKE BOX にいれていきます。
Backstreet Boys,Celine Dion,Kenny Loggins…
選曲で年がバレますでしょうか。
こんなのもありました。
Julio Iglesias の Begin The Beguine なんて懐かしすぎますね。
懐かしくも心地よい音楽に耳を傾けているうちに、眠気をもよおしてきました。
どれぐらい寝たのでしょう。
結構、深い眠りだったと思います。
起きるとドリンクサービスがありました。
ぼぅーとしていると、飛行機は降下をはじめました。
Map では、すぐそこにマレー半島が見えています。
まだ漆黒の闇が広がるなか、KUL にアプローチをしていきます。
アナウンスによれば、KUL 付近の天候は晴れ、気温は26℃とのこと。
KUL へは、定刻04時00分のところ、04時16分に到着しました。
出発はかなり遅れましたが、少し挽回して到着しました。