OCT2017
Yershari と読みます。
レストランのアルファベット表記には、そう綴られています。
日本語は、音が貧弱というか、音に鈍感な言語です。
外国の言葉をカタカナで表記するのは誤解のもとになると思うようになりましたので、あまりしないようにしています。
しかし、とっかかりすらなくて困るときもあります。このレストランの名前をあえてシンプルなカナ表記をするなら「ヤルシャリ」でしょうか。
新疆料理のレストランでした。
滞在していたホテル(The Hongta Hotel, a Luxury Collection Hotel)の真ん前にありました。
店の前の看板を見てみると、なかなか美味しそうな料理の写真。
店の中に入ると、エキゾチックな顔立ちの店員さんが出迎えてくれます。
中華系でないことは、一目瞭然。
人数は僕1人だけだと告げて、席に案内してもらいました。
入口近くには、可愛らしい人形が飾られていました。
店内は薄暗く何やら妖しい雰囲気です。
すると、すぐにダンスショーが始まりました。
なるほど、このダンスショーのための照明だったようです。
ショーを横目に見ながら、料理をいくつかオーダーしました。
「Grand Bazaar Happy Draft Beer」
なんだこれ!?
どうやって飲むの?
直接、飲めばいいのかなと思いながら、グラスに口をつけようとすると、「No,No」とグラスを持ってきてくれました。
「Lagman with Pepper(辣皮子拌麺)」
唐辛子などの野菜や羊肉を炒めたものと麺の料理です。
辛いのは辛いですけれども、見ためほど辛くはありません。
写真上:「Kawap(烤爸爸)」
写真下:「The Flaming Mountains Barbecue(火焔山烤肉)」
これ、どちらも美味しかったなあ。
上の串に刺さっている肉は鶏、下の串に刺さっている肉は羊です。
クミンなどの Spice とともに調理されていて、とても香りがよくて食欲をかきたてられます。
とても肉に合っていて、美味しかったです。
「Sinkian Milk Tea(新疆奶茶)」
甜味、咸味、原味、と3種類のフレーバーがあり、原味を選択。
クリープかニドかわかりませんが、そんな粉っぽい人工的なミルクの味がしました。
とても満足して会計をしましたところ115元(≒2,000円)でしたので、値段も納得です。
お土産用にドライフルーツなどが販売されているところも、新疆レストランらしくていいです。
レストランの外に出ると、持ち帰り用の窓口がありました。
串だけ買って帰り、つまみにするのも良さそうです。
美味しくて良かったです。
チェーン店のようですので、ほかでも試してみたいと思いました。