OCT/2017
1.中国でのSimカード
中国といえばネット規制が有名です。
Google をはじめとして、Facebook や Instagram などの SNS、Line などのメッセンジャーアプリが使えないとされています。
VPN がどうとかで回避する方法もあるようですが、できるだけ簡単でお金もかからない方法がいいです。
中国はこれが面倒なんだよなあと思っていたところ、ふと Starhub の Happy Roam はどうだろう?と調べてみました。
昨年シンガポールへ行ったときに購入した Starhub という通信会社の Sim カード。
かなりの優れもので、シンガポール国外でデータ通信を行ってもシンガポール国内のデータ通信プランが適用されるので、「国際ローミング=高い」ということにならず、とても安価にデータ通信ができるのです。
今までにこれで韓国と台湾で利用しましたが、非常に快適にデータ通信を行いました。
ただ、そのためには Happy Roam の対象国でなければなりません。
さてどうでしょう。
あった、あった。
中国も適用対象国になっています。
この方法だとシンガポール経由の通信になるので、ネット規制をくぐりぬけられるはずです。
Sim を差し替えて、Google Map を起動させます。
すると、ちゃんと Google Map が動き出しました。
やった、これで大丈夫。
Google Map が使えたら、地図やガイドブックなんて要りません。
ちゃんと地下鉄やバスの時刻まで、そして最寄りの出口まで教えてくれますからたいへん便利です。
3日間1GBというプランにしましたが、たったの5SGD(≒400円)ですよ。
短期旅行者なら、絶対おすすめな Sim カードです。
2.上海の公共交通ICカード
3年前に購入したこの上海の交通I Cカード。
さて、まだ使えるのでしょうか?
Metro の改札近くにあるチケット売り場で確認してもらいました。
残高が8元あるそうです。
「Top up したいのですが」
「リニアの切符売場で出来るからそっちへ行ってみて」
Metro の改札の向かいにリニアの切符売場はありました。
そこで100元チャージしました。
ちょっと多過ぎたかもしれません。
※3日間使用した結果、108元→78元になっていました。30元利用したようです。
使い方はどこの国でも同じです。
タップすればいいだけ。
この IC カードがあれば、目的地までいくらかな?なんて頭を悩ませる必要もなければ、切符売り場の行列に並ぶ必要もありません。なにより小銭が増えないのが1番いいです。
浦東国際空港からは、地下鉄2号線を利用してホテルに向かいました。
地図だと市内中心まで1本の線で表示されていてそのまま行けるように思いますが、この Guanglan Road で向かいのホームに停まっている電車に乗り換える必要があります。
3年前はこのことを知らなくて、「たくさん人が降りる駅だなあ」と呑気にそのまま乗車していたところ、逆走しだしてあわてて次の駅で降りたことを覚えています。
はじめて利用される方はご注意ください。
この IC カードは、もちろんバスでも利用できます。
※タクシーでも利用可能とのことです。
試しに利用してみました。
バス停。
何番のバスが、今どこにいるか表示されています。
旧市街にはトロリーバスも走っていますが、郊外は普通のバスです。
前乗り後降りとなっていて、乗車時に IC カードを Tap します。
2元でした。安いですね。