NOV/2017
「関西行きの飛行機の搭乗の時間となりました」
TG のスタッフが知らせに来られました。
ラウンジから搭乗ゲート(C3)までは、2名のスタッフが我々ファーストクラスの搭乗客を先導します。
「Aircraft/A388」
搭乗ゲートでのボーディングパスのチェックを通過して、その先導するスタッフに従いファーストクラスキャビンへと向かいます。
はじめて搭乗する A380 の2階席。
「えっ?右?」
ボーディングブリッジから機内に入るとき、普通は左に曲がって入っていきますが、A380 のファーストクラスへはいったん右に曲がってぐるっとまわり込みながら2階席へとアプローチしていくのですね。
なにぶん初めてなものですから、大変興奮してしまいました。
ファーストキャビンの入り口まで、スタッフに誘導されました。
いざ機内へ。
そして、ファーストクラスのシートと初のご対面。
すべてが大きくて広いです。
ブランケットも分厚いです。
evian のボトルは、はじめから用意されています。
収納スペースもいろんなところにあるんですね。
Rimowa のアメニティポーチ。
こんなハードケースに入っていたら、使い勝手が悪いです。
いや、そんな再利用を考える時点で貧乏くさい客です。
あくまでもキャビン内での一時的な使用のみで、持ち帰ることなど考えてはいけないのかもしれません。
貧乏くさいことを考えてはダメなのです。
でも記念に持ち帰りますけどね(笑)
ヘッドフォンも立派。
「Welcome Drink/Dom Perignon Vintage 2006」
やはり Dom Perignon は、名前を聞くだけでちょっと格上感があります。
実際、格上感のある味だと思いました。
横に置いてある箱の中はトリュフチョコでした。
ファーストクラスは、メニューも立派です。
2階席だからということもあり、心なし他を見下ろしているような気分になります。
出発(08:25)は定刻より少しだけ遅れました。
08:48 に離陸して、Bangkok が遠くなっていきます。
「White Wine/Domaine Belleville Rully 1ER Cru Rabourcé 2013」
シートベルトサインが消灯すると、すぐにドリンクサービスがはじまりました。
100% Chardonnay のこちらのワイン。グラスを近づけると爽やかで華やかな香りがたちます。
とがったところはなく、まったくもってまろやかな味わい。
素直においしいと感じます。
「First Course」
残念ながら、食事は朝食です。
やらかしてしまいました。
TG672 は朝食提供便であること、しかし TG の WEB で食事の事前予約ができることを知ったのは前日の夜でした。
食事の事前予約は、出発24時間前(バンコク発の場合)までにリクエストしなければならないそうです。
WEB PAGE をチェックしたところ、18種類のメニューがありました。
次回朝食提供便に搭乗する場合は、必ず事前予約をして臨みたいと思います。
ただ次回なんていつのことになるやらですが...
「First Course/Fesh Fruits」
「Assorted Bread」
「First Course/Yoghurt」
「Main Course/Stuffed Crepe with Sun Dried Tomato Pesto Scrambled Eggs」
朝食であっても3種類から選べることにかわりはありません。
他の2種類は次のとおり。
・和食(大鮃蒸しのワカメ餡かけ、筍のキンピラ、玉蜀黍の真丈)
・鮑雑炊
選んだ「スクランブルエッグのクレープ包み」は、クレープがもっさりしていてあまりおいしくありませんでした。
事前予約をしなかったことが悔やまれるところです。
トイレに行こうとすると、サロンシートがありました。
そしてトイレの中。
広っ!
ちゃんと座って身だしなみを整えるスペースもあるんですね。
気になるトイレのアメニティは PAYOT のもの。
フランスのものらしいですが、よく知りません。
ペーパータオルではなく、布のものが用意されていました。
フルフラットにして寝ることにしました。
起きるとこの位置。
しばらくすると、セカンドミールのオーダーを取りに来られました。
Wi-Fi のアクセスカードが置かれていました。
つながりが悪く、イライラしてきたので使いませんでした。
「Red Wine/Mercurey Premier Cru Les Combins 2013」
100% Pinot Noir のワイン。
軽さの中にも芯のとおった Pinot Noir の味を感じられるワインでした。
実に飲みやすいです。
「Second Serving/Chicken Yaki Soba」
他には、Sandwich がありましたが、この焼きそばを選択。
赤ワインとの相性も悪くないことを発見しました。
あっという間に、KIX に到着しました。
定刻(15:45)よりも、少し早い 15:36 に到着です。
やはり直行便は早いですね。
今回、TG ビジネスを3本、TG ファーストを1本乗りました。
あらためて、TG のサービスは素晴らしいと感じました。
こんなことなら、FFP は TG の Royal Orchid Plus で良かったんじゃないだろうか。
やれ、CX だ、CI だと、捻る必要はなかったんじゃないのか。
そんなふうに思えてきたのでした。