週末ごとの旅行者

週末+1か+2でアジアへ。Skyteamメンバーのチャイナエアラインで上級会員を目指します。

三重桑名:桑名ぶらりまち歩き(1)

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APR/2018

 

絶好の天気に恵まれました。

歩くのもいいですが、桑名駅前の観光案内所でレンタサイクルが利用できる(300円/日)というので、自転車を借りてまわることにしました。

でも、ちょっとださいですね。
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1.寺町通り 

桑名別院本統寺の門前町として栄えたのであろう商店街。

今となっては、地方によくある寂れた商店街の様子。

しかしこうした昔ながらの商店街には、名店があったりするものです。
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桑名のゆるキャラは「ゆめはまちゃん」という名前だそうです。

どうでもいいです。
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寺町というだけに、仏壇屋さんが多いです。

シャッター通りと思いきや、そこそこお店も開いています。
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貝しぐれで有名なお店の軒先。

個人的には地元の貝や魚を扱っている魚屋さんなどが、良さそうに思いました。
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すぐそばには東海道の道標。

桑名は江戸・日本橋から数えて42番目の宿場町でした。
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「花乃舎」

お茶の師匠でもあった職場の先輩が、桑名でお菓子を時々買うと話していたのを思い出します。

そのお店がこちらの「花乃舎」。

寺町通りからすぐの場所にありました。
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四季銘棹物を土産に購入しました。
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2.九華公園  

大きな公園となっている九華公園。
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かつての桑名城跡地に作られた公園です。

かつての桑名城は揖斐川を利用して作られた壮麗な水城で、城から直接海へ出ることもできました。

普請をしたのは、徳川四天王の一人「本多忠勝」。

こんな歴史を持っているのも、この桑名という町が好きな理由です。
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柔らかな4月の陽ざしの公園、ゆるくていいですね。
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訪れたときは、躑躅がきれいに咲き始めていました。

ここ九華公園は躑躅の名所としても有名だそうです。
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3.赤須賀 

桑名のまち歩きの目的の1つは、こちらの「赤須賀」でした。

川に面した場所にある漁港です。

木曽三川河口や伊勢湾などで獲れるはまぐりやしじみ、しらうおなどの水揚げで知られています。

有名な桑名のはまぐりは、ここ赤須賀で水揚げされるのです。
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「はまぐりプラザ」

漁業交流センターや公民館が入った複合施設です。

一時は漁獲量が激減して、ほぼ有名無実となった桑名のはまぐり。

しかし今では赤須賀の方たちの苦労もあって、随分と漁獲量も増えてきているそうです。

このはまぐりプラザ内には「はまかぜ」という食堂があり、水揚げされた海や川の幸を手頃な料金で楽しめるとあって人気があるようです。
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「揖斐長良川」

このあたりは揖斐川と長良川が合流して、1つの川になっています。

この川の恵みが赤須賀の町だけでなく桑名へも、もたらされているのでしょう。
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赤須賀のまち
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いかにも漁師町という細い路地が入り組んでいます。

できればこの近くにある料理屋で、お昼ごはんにしようと思っていたのですが、オープンしておらず、またの機会にすることにしました。
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「貝増」

赤須賀にはいくつかしぐれ煮を販売するお店があります。

ここ「貝増」もその1つです。
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春は貝がおいしくなる季節。
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漁獲量が増えてきたとはいえ、桑名の蛤はまだまだ高級品。

これからの蛤生産のますますの隆盛を祈りつつ、見るだけにしておきます。
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あさりのしぐれ。

これぐらいが庶民にはいいようです。
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このしぐれ煮、みなさんはどのように食べるのがお好きでしょうか?

山葵たっぷりのしぐれ茶漬け、それも新茶の頃の煎茶で、というのが好みです。