APR/2016
前回、ダイナスティフライヤープログラムの会員種別について書きました。
今回は、会員種別ごとの取得要件と更新要件について書いていきたいと思います。
1.パラゴン
まずはこの単語の意味です。全然知りませんでしたが、調べてみると「模範、手本、鑑(かがみ)」とありました。
本当にこの意味で間違いがないのであれば「かなり上からだなあ」と少し笑えるのですが。
公式 Website から引用します。
(1)取得条件
エコノミー利用者目線から見る(ビジネスクラス利用での達成条件は割愛いたします)と、1年以内に、
(イ)120,000マイル積算
(ロ)80回のトリップカウント
どちらかを達成する必要があります。
チャイナエアのエコノミーチケットで、通常購入する価格帯のものには、マイル積算率100%なんてものはもちろんなく、たいてい50%だと思います。格安のプロモーションチケットだと0%ですから、こんなのでいくら搭乗を重ねても120,000マイルなんてとても到達できません。
もう一つのトリップカウントは、エコノミーなら1回の搭乗で1トリップカウント、ビジネスなら1.5トリップカウントとされます。
これもマイル積算運賃でなければ、トリップカウントはカウントされません。
利用を想定している、関西空港(KIX)-台北(TPE)-東南アジア各都市をエコノミーで搭乗した場合だと、片道2トリップカウント×2(往復)で4トリップカウントとなります。
80/4=20往復(エコノミー)となります。
ビジネスだと、80/6=13.3回です。
僕の年間の旅行スタイルからすれば、まず不可能な会員資格です。
(2)更新条件
とりあえず更新条件も見てみます。
チャイナエアの会員の有効期間は取得後2年となっており、その2年の間に、
(イ)180,000マイル積算
(ロ)140回のトリップカウント
どちらかを達成することが求められます。
この更新条件を単純に2で割れば、1年あたりのノルマが取得時よりも緩やかになっていることがわかります。
2.エメラルド
(1)取得条件
こちらもエコノミー利用者目線から見ると、1年以内に、
(イ)50,000マイル積算
(ロ)40回のトリップカウント
どちらかを達成する必要があります。
これもマイル積算による達成は最初から捨てるとして、僕の利用想定路線で計算すると、
40/4=10往復(エコノミー)となります。
ビジネスだと、40/6=6.6回です。
これならなんとかいけそうです。
費用面から見ても、東南アジア往復エコノミーチケットの価格は今のところ4~5万円台で推移してますから、50万円もあれば取得可能です。
またチャイナエアのビジネスチケットは、日本発券で8万円台から購入できることも多々あり、これを上手に組み合わせれば比較的容易に達成可能ではないかと考えております。
(2)更新条件
(イ)80,000マイル積算
(ロ)70回のトリップカウント
どちらかを達成することが求められます。
3.ゴールド
(1)取得条件
1年以内に、
(イ)30,000マイル積算
(ロ)20回のトリップカウント
どちらかを達成する必要があります。
マイル積算による達成を考慮せず、僕の利用想定路線で計算すると、
20/4=5往復(エコノミー)となります。
ビジネスだと、20/6=3.3回です。
(2)更新条件
(イ)40,000マイル積算
(ロ)18回のトリップカウント
どちらかを達成することが求められます。
いつ改訂されるかわかりませんが、細く長く付き合っていけそうな気がしています。