JUL/2016
バンコクでのホテルは、リバーサイドの「Royal Orchid Sheraton」にしました。
バンコクでの定宿といっていいぐらいのホテルです。
深夜過ぎてのスワンナプーム空港への到着、そしてリバーサイドというロケーションから TAXI を利用します。
1階の TAXI 乗り場は、半自動化されてしまってからはタクシードライバーに目的地をタイ語で伝えてくれる係員がいなくなったため、一般の旅行者には不便になったことと思います。
簡単な英語ならば理解してくれるとは思いますが、目的の場所を伝えるのに英語だけだと苦労する場合も多々あるかと思います。
そんなときのために、タイ語で表記されたホテルの住所と電話番号を用意しておくことをお勧めします。
地図を用意してそれを見せればいいと考える方も多いと思いますが、それではまったく理解してくれないと思います。
彼らは地図を見てではなく、通りの名前と番号でロケーションを探す思考方法ですから、まず役に立たないでしょう。ましてや日本語で書かれたガイドブックの地図など、見ようとすらしてくれないと思います。
これはタイだけに限らず、アジア各国で同様だと思います。
またホテルの電話番号はドライバーが目的のホテルにたどりつけない場合、ホテルに電話をしてドライバーとホテルの従業員とで直接やりとりしてもらうためなどに使えます。
さて、TAXI 乗り場でホテル名を伝えましたが、やはりわかってもらえないようです。
まあいつものことなので、"Si Phraya,Charoen Krung Soi 30"と言うと、復唱しながら合点がいったという感じで車を発進させました。
スワンナプーム空港からロイヤルオーキッドシェラトンまでは、だいたいメーターで250-300バーツぐらい、これに高速代75THB+チャージ料50THBを合わせても、400バーツ前後です。
このときは Uber の料金が1,000バーツ定額だったのですが、今は UberX が300バーツ定額+高速代と安くなりましたから(2016年08月現在)、Uber を利用するほうが便利でいいかもしれません。
ホテルまでの時間は、渋滞がなければ約30分ぐらいです。
部屋は残念ながらスイートに空きがないとのことで、スイートへのアップグレードはありませんでしたが、Good View の部屋を用意してますといってもらえました。
一番安い部屋を予約してるのですから、これで文句をいえばお門違いです。
でも今まで、このホテルでは90%以上の確率でジュニアスイート以上にアップしていただいております。
部屋に入るとベッドの上には花でデコられてます。
どうせすぐ崩してしまうのに、こんな手の混んだことを...
有難いことですが、なんか申し訳ない気持ちになってしまいます。
テーブルの上にバースデーカードが置いてあると思ったら、中はお店のクーポン券でした。あまり使いみちがなさそうです。
翌朝27Fにあるクラブラウンジへ朝食をとりに行きました。
ラウンジでは、すっかり顔見知りとなっているスタッフから"Welcome back.And happy birthday!!!"とあいさつをいただきました。
こういうのに慣れてないので照れくさいです。
このクラブラウンジでのイブニングカクテルを、いつも楽しみにしています。
クラブラウンジからチャオプラヤ川を行き交う船とバンコクの夕景を眺めながら、ゆっくりと時間を過ごすのが好きなのです。
イブニングカクテルとはいえ、食事もなかなかしっかりしたものが提供されることも多く、その気になれば晩ごはんにしてしまうことも可能です。
一番のお気に入りは、ここでいただくモヒートです。
部屋で寛いでいるとバースデーケーキまで届けていただきました。
日本だと何ごともなく過ぎ去っていく誕生日です。
もう誕生日が嬉しいなんて感じることもなくなりましたので、祝ってもらいたいという気持ちもなくなってしまいました。
ただこれだけしていただくと、顧客サービスだとわかっていても、なにか嬉しさというか有難さがこみ上げてきました。