OCT/2016
タイの Sim カードについてです。
タイの通信会社は、AIS、DTAC、TRUE が大手3社となります。
この3社はスワンナプーム空港にもカウンターを設けていて、空港に到着したばかりの国外からの客が Sim カードを買い求めている姿を見かけます。
細かな違いはあるのでしょうが、短期旅行者にとってそれほど大きな違いはないだろうと思っています。
僕の場合は、初めに手に入れた Sim カードが DTAC のものでしたので、ずっと DTAC を、それも同じ電話番号を5年以上使っています。
旅先での Sim カードなんて「その都度空港で購入したらいいのでは?」と思われる方も多いと思います。
たしかに「一度きりで二度と来ることがない。もしくは次回来るのはいつになるかわからない。」という方ならば、その方法でいいと思います。
しかし「年に1-2回は来る、もしくは来たい。」という方ならば、電話番号を維持してもいいのでは?と思っています。
メリットとしては次のようなものがあると思います
1.訪問のたびに新たに Sim を買わなくてもいい
当たり前過ぎる理由ですね。
いちいち新たに Sim を買うのは面倒です。
たいていの空港には、プリペイド Sim が売られていますが、Sim を求める人がたくさん並んでいることも多いです。
タイのスワンナプーム空港も時間帯によってカオスなときがあり、30分以上並んだなんて話も聞きます。
そんなことで時間や労力を消費したくないと思うのです。
また僅かながら、Sim カードそのものの代金も節約できます。
2.現地に到着してすぐにインターネットにつながることができる
フライト中に機内 Wifi を利用できればいいですが、そうでなければ長時間ネットにつながっていません。その間に届いた仕事だけでなくプライベートのメールチェックもすぐにしたいです。
また言葉が通じず、情報も不足しがちな海外だからこそ、常にネットから情報を得られるように準備しておきたいと思います。
3.ローカルな予約に現地電話番号を登録することによりフォローを受けられる
国内線の飛行機、バスやツアーの予約など、現地の電話番号を登録しておくことにより、遅延やキャンセルなどの情報のフォローを受けられたり、またはツアー会社との待ち合わせのときに連絡をとりあうことができたりします。
日本からそれらの予約をする際に、現地電話番号がないと、日本の電話番号を登録することになると思います。
でも日本の電話番号だと連絡すらくれないということもあるかと思います。
DTAC の Sim カードの購入方法や手に入れた Sim カードの有効期限を切らさないで、維持する方法を紹介させていただこう...と思ったのですが、僕なんかよりもすごく詳しく、そしてわかりやすく解説いただいているウェブサイトがありましたので、そちらをそのまま紹介させていただきます。
<メモ置場のブログ by scratchpad 様から引用>
大変詳しく解説されています。
安く有効期限を延ばす方法「Day Giveaway」についても、親切に解説されていますのでぜひご覧いただければと思います。
こうして維持をした Sim カードを、空港に到着してすぐにインターネットが使えるようにする方法については、僕は次の手順で行っておりますので、よろしければご参考にしていただければと思います。
1.着陸して電子機器の使用が可能になれば、DTAC のリフィルカード(200バーツ)でトップアップします。
2.200バーツがトップアップされた旨の SMS を受信します。
3.トップアップ後の残高が220-230バーツ以上(おそらく)あることを確認して、Internet 199baht/week のプランを USSD コードを使って購入します。
※199bahtは税抜なので、VAT(7%)が加算されます。
このプランは1.2GBまでは通常100Mbps、1.2GBに達した後は384Kbpsで1週間インターネットを使えるというものです。いつも3-5日ほどの滞在なのでこれで十分かなと思ってます。
この USSD コードですが、いちいち手入力するのは面倒なので電話帳に登録しています。
4.申込みが完了すると、上記の条件で使用できるようになります。
もし Internet 199baht/week 以外のプランを購入したい場合は、次の USSD コードを送ってください。1日ごとや、1か月ごとのプランもあります。
ただ注意点としては、選んだプランの料金以上の残高があると自動的に更新されてしまう点です。知らない間にどんどん残高が少なくなり、次回に訪れたときには残高がなくなってしまってる、なんてことになりかねません。自動更新をストップする方法はあると思いますが、プラン料金以上の残高にしてタイを出国しないというのが簡単な方法だと思います。
いかがでしょうか?
現地の電話番号を持っているというだけで、少しその国に近づけたような気になって楽しいなあと思っています。