OCT/2016
シンガポールの2泊目はデザインホテルの「Wanderlust Hotel」にしました。
こちらも SPG のウェブサイトからの予約です。
ただ SPG といっても、デザインホテルという SPG とは別のホテルと、SPG とがただ提携しているだけという位置づけらしいので、上級会員特典であるレイトチェックアウトやルームアップグレードなどは利用できないとのことです。
ちなみにデザインホテルとは「遺産登録された建物を最先端のデザイン重視型のブティックホテルに仕立てあげている」ものだそうです。
Uber で向かったのですが、ドライバーが「到着したけど、ホテルどこ?」と言います。たしかにマップではホテルがある場所にいるのですが、あたりは下町を通り越して猥雑さを感じるような場所です。
この辺りは、リトルインディアの外れにあたる場所のようです。
ドライバーがタクシーを降りて確認してくれたところ、たしかにマップどおりホテルの真ん前に到着していました。
SPG 系列なのだからともっと大きなホテルを想像していましたが、なんともちっぽけなホテルです。
ウェブサイトを確認してみたところ以前は小学校であった建物をリノベーションしてホテルにしたようです。
またデザインホテルの説明どおり、何かの遺産登録がされているようです。
レセプション前には小さなバーがありました。
奥にはフレンチのレストランもあります。
13時頃に到着したのですが、部屋がまだ用意出来ていないので15時に来てほしいとと言われました。
仕方ないので、荷物を預かってもらって、ホテル近くのリトルインディアをぶらぶらすることにしました。
15時に戻ってきてアサインされたのがこちらの部屋です。
ドアを開けてびっくり仰天。
なんだこりゃ。
まるで安っぽいモーテルのようです。前衛的なデザインかなんだか知りませんが「外した...」と思ってしまいました。
部屋も狭いし、荷物の置き場やソファなどもありません。
極めて使いづらい部屋です。
ベッドの上には、ケバケバしいネオンサイン。
シャワールームも真っ赤っ赤。
アメニティだけは、少し洒落てます。
ネスプレッソも用意されていますが、スペースがないものですからまあ淹れにくいです。
面白かったのは持ち出し自由な iPhone が用意されていたことです。
ちゃんと自分のスマートフォンがありますから、必要ありませんし使いませんでしたけれども。
ミニバーは飲み放題とのことでしたが、ボトル水とプラカップに入ったオレンジジュース、アップルジュースなどがあるだけで、アルコール類はありませんでしたから、そんなに強調するようなサービスではないと思います。
ひととおり部屋をチェックしてみて思ったこと。
「こんな部屋で一晩を過ごすのか...」
こういうデザインに理解ある方でないと、とてもオススメできるホテルではないと思います。