MAY/2017
乗継カウンターはメインターミナルではなく、コンコースターミナルにあるとのことでしたので、シャトルトレインに乗り向かいます。
この ICN のシャトルトレイン乗り場は、かなり深い場所にあると感じます。
こちらの Transfer Desk で無事にボーディングパスを受け取りました。
ラウンジは KAL Concourse Lounge を案内されました。
あまり時間もありませんでしたが、出発ゲート(123番ゲート)への途中にありましたので、少しだけ立ち寄ることにしました。
搭乗開始予定時刻の10分前にラウンジを出ました。
搭乗ゲートに到着すると、A333 の姿が見えました。
実は、SU に搭乗するのは33年ぶりなのです。そのときはエアバスの飛行機なんてものはなく、イリューシンやツポレフに搭乗しました。
もちろん当時はソビエト連邦。サービスもどこか社会主義然としていたのを記憶しています。
※はじめての海外旅行で、最初の外国の地を踏んだのはアンドロポフ書記長時代のソ連でした。
今回、ポーランドへ行くきっかけはとあることが理由です。
ただそのポーランドへ行くために SU を選ぼうと思ったのは、豊富な知識をもとにたいへん役立つ情報をいつも発信されている Pechedenfer さんの SU 搭乗記に触発されたことを白状しないとウソになります。
機内に入ると、明るいオレンジが目に飛び込んできました。
Welcome Drink は Champagne(Ayala) にします。
メニューが配られました。
アメニティポーチはフェラガモです。
機内誌
ほとんどがロシア語で、英語のページは1/4程度しかありません。
物珍しくあれこれと見ていると、いつの間にかドアクローズとなっていました。
とてつもない美人クルーが登場するセーフティーデモが流れます。
これもまた、アエロフロートを利用したいと思った理由です。
余韻に浸っているうちに離陸。
シートベルトサインが消えると、これまた美人のクルーがオーダーをとりに来られました。
これだけで十分に値打ちのあるアエロフロート。
それはさておき、非常に丁寧なオーダーのとり方です。
選択肢が用意されているものについては、順番に選んでいきます。
アルコールドリンク/Dry white wine,Sicily(Italy)
ソフトドリンク/Still water
メインコース/Griled Chicken Breast
パン/Mini French roll
デザート/Sherbet
それぞれ選びました。
「appetizer/Tartlet with tomato and goat cheese」
気分を盛り上げてくれます。
「Entrée/Salmon and halibut with pineapple-celery salad,lemon and salad leaves,served with honey mustard dressing」
美味しいです。
サーモンとカラスガレイの身が艶やかで張りを感じます。またほんのりと甘いハニーマスタードドレッシングがうまく全体をコーディネートしてくれているように思います。この Entrée の良さがアエロフロートでは際立っています。
「Salad/Salad leaves with carrot,cucumber and celery,served with Italian dressing」
「Mini French roll」
「Soup/Mashroom cream soup with croutons and chestnut slices」
マッシュルームはもちろんですけれども、クリームの味もしっかり感じられて美味しいです。
「Main course/Griled Chicken Breast with bell pepper and linguine with parsley,served with mustard sauce」
鶏ムネ肉なのであっさりしてますが、マスタードソースがその淡白さを補ってていいです。またリングイネも添えられていますので、食べごたえもあります。
「Red Wine/Dry,Côtes-du-Rhône(France)」
メインに合わせて赤ワインに変更します。
この French のものと South African とがありました。
お水も追加でいただきます。
「Dessert/Sherbet with blueberry coulis」
さっぱりした味わいが、料理を締めくくるに相応しいです。
何より、その質に大満足です。
食事を終えるとモンゴルあたりを飛行しています。
モスクワまで、まだまだ時間があります。
酔いがまわってくると、眠くなってきましたので、シートを倒して睡眠態勢をとることにしました。
フルフラットシートではありません。
分厚いブランケットに包まると、眠りに落ちるまで時間はかかりませんでした。