MAY/2017
ワルシャワには3日間滞在しました。
ポーランドの首都とはいえ、非常にコンパクトにまとまった街なので、一般的な観光スポット巡りをいろいろしても、時間を持て余すぐらいだと思います。
ただ、いつもどおり観光地巡りはあまりしていません。
行ったのはワルシャワ旧市街ぐらい。こちらは2時間もあれば十分にまわれます。
観光地なんかよりも、そこで暮らしている人たちの普段の生活のほうに興味がありますので、地元の人が行くレストランや酒場、コンサートやスポーツ観戦などを楽しもうと思っていました。
金融や投資についても興味がありますが、ポーランドまでの距離を考えると、今後の検討課題ぐらいに留めておこうと思います。
ともあれ、ワルシャワ旧市街。
ガイドブックはいつも持っていきません。
自分が住んでいる街のガイドブックを見れば、地元の人間ならばそんなところへ行かないよ、みたいなスポットやお店ばかりが紹介されています。
他の知らない街でも、きっと同じだろうと思っています。
場所は Google Map を見ればわかりますから、それを見ながら向かいます。
本日は National Holiday だったらしく、どこか楽しげな雰囲気が漂っています。
雰囲気がそれっぽくなってきました。
「Castle Square(ワルシャワ王宮前広場)」
祝日に関する何かのイベントを行っているようで、たくさんの人で賑わっていました。
翌朝に来てみると、静謐な空気感が素晴らしかったです。
「Old Town Market Square(旧市街市場広場)」
第二次世界大戦で徹底的に破壊されましたが、その後忠実に復元されたワルシャワ旧市街の中心にあります。
路地も歩いてみましょう。
旧市街を取り囲むように城壁が築かれています。
てくてくと気の向くままに、街歩きを楽しみました。
完璧に復元されたという町並みは美しく、その歴史を考えるとポーランドの人たちのこの街にかける思いを感じずにはいられませんでした。
今回、ワルシャワを訪れようと思ったきっかけは、こちらの映画を見たからです。
WWⅡ末期の 1944 年 08 月のワルシャワ蜂起を扱った映画です。
これまでワルシャワ蜂起ということばは知っていましたが、それがどんなものだったのかよく知りませんでした。
絶望しかありません...
ドイツとの圧倒的な火力差、支援を期待したソ連の戦後を睨んだ駆け引き。
そうしたことの前にワルシャワ市民はこれ以上ない絶望的な戦いを強いられ、ワルシャワの街は徹底的に破壊されます。
しかしその映像には美しいワルシャワの街がありました。
街も美しかったのですが、Zofia Wichlacz という女優も抜群に美しかったのです。
美しいワルシャワの街を見たい、そして美しいポーランド女性も見てみたい(笑)と思ったのでした。
そして今ワルシャワです。