JUL/2017
徳島では割烹料理屋のようなところで地の魚なんかを食べたいなと思っていました。
ホテルの方に、お店を紹介してもらうことにしました。
こういうときに尋ねる相手は、若くもなく**でもない、それなりの年齢の女性(男性よりも)がいいと思っています。
できればきれいな女性のほうがいいですね(笑)。そんな女性のほうがいいお店を知っている確率が高いように思うのです。
この日は日曜日でしたので、休みのところが多いとのこと。そんな中、2軒のお店を選んで教えていただきました。
そのどちらのお店も店の前まで偵察に行ったのですが、心に響いたのは、この「食らんどもっちゃん」です。
玄関を入ると、たくさんのお客さん。
でも、カウンターなら大丈夫のようです。
こんなとき一人だと便利です。
とりあえずビールをオーダーします。
「生でいいですか?」
「銘柄は何ですか?」
生はプレモルのみのようです。
顔を曇らせると「瓶ならアサヒ(スーパードライ)とキリン(ラガー)があります」とのこと。
「じゃ、キリンの瓶をもらえますか?」
良かった。食中酒にプレモルを持ってくるのはどうも好みではありません。
「お通し」
「アジのたたき」
たたきとなめろうが選べましたが、たたきにしました。
うーん、どうも脂の乗りがいまいちのようです。
「サザエのガーリック醤油焼き」
美味しいですね。
つぼ焼きもいいですけど、少し濃い味付けにしてもさざえはしっかり応えてくれます。
またガーリックがいいアクセントになっていました。
「焼セロリぬた」
シャキとして、風味爽やか。
いいですねえ。
清酒をいただくことにしましょう。
いくつかある清酒の中から、徳島の地酒「穣」というお酒を選びました。
決して淡麗ではない、さまざまな味わいが花開くお酒でした。
カウンターに無造作に積んである玉蜀黍がおいしそうです。
「お一人でしたら、ハーフで出しますよ!」とのことでしたので、焼いてもらうことにしました。
待つこと10分少々。
口に運ぶ前から、香ばしさが伝わってきます。
かじりつくと、醤油の香ばしさとともにふくよかな味が広がりました。
甘さばかりを追いかけるイマドキじゃない玉蜀黍。大変美
他のお客さんの注文を聞いていると、「蓮根のはさみ揚げ」というものが、よく注文されているようです。
隣に座っている若い男性からも、「このお店来たらこれですよ」と強く勧められました。
正直おなかもいっぱいだったのですが、こちらもハーフで出すことができるというので、注文することにしました。
蓮根の間に、エビや玉ねぎを挟んで揚げられています。
サクッと揚がっていながら、蓮根、海老や玉ねぎの食感が楽しいです。
味もシンプルで美味しかったです
なかなか良かったですね。
何より、地元の人たちで賑わってるところに好感を持ちました。
食べて飲んで、お勘定は5,000円ちょっと。
ここ徳島でも、いいお店にめぐり逢えました。