週末ごとの旅行者

週末+1か+2でアジアへ。Skyteamメンバーのチャイナエアラインで上級会員を目指します。

滋賀醒ヶ井:梅花藻と水のある夏の風景

【スポンサーリンク】

AUG/2017

 

例年、この時期になると醒ヶ井へ梅花藻を見に行きます。

自転車でのツーリングを兼ねて、今年もまた醒ヶ井を訪れました。

醒ヶ井は中山道61番目の宿場町で、古い街並みが清らかな水とともにある美しい町です。

f:id:nawatchy:20170821100636j:plain

町のはずれにある居醒の清水から水が湧き出て地蔵川となり、この醒ヶ井の町を流れています。

f:id:nawatchy:20170821100708j:plain

その地蔵川で梅花藻を見ることができます。

梅花藻は、清流の中でしか咲かないとされ、梅の花のような小さな白い花をつけます。

川の中で流されそうになりながらも咲いている様は、とてもか弱く、可憐です。

6月から9月頃にかけて咲き、見ごろの時期にはライトアップなどのイベントも行われています。

f:id:nawatchy:20170821100117j:plain

清らかな水は、可憐で美しい梅花藻を育むとともに、町の暮らしに溶け込んで、懐かしくも美しい日本の風景をつくりだしています。f:id:nawatchy:20170821100411j:plain

清流の中で冷やされている西瓜

こんな光景に懐かしさだけでなく、美しさも感じるのは単に年をとったせいでしょうか?

f:id:nawatchy:20170821100431j:plain

醒ヶ井の町の夏の風景を楽しんだ後は、中山道を西に走ります。

醒ヶ井の次の宿場である番場宿あたりから、次第に坂道が急になってきます。

摺針峠という峠を越えていくのです。

峠の上には、かつて望湖堂という茶屋があり、道行く旅人は琵琶湖の絶景を眺めながら「するはり餅」というものを食べたそうです。

建物は焼失してしまいましたが、今も遠くに琵琶湖を望むことができます。

f:id:nawatchy:20170821100240j:plain

醒ヶ井から摺針峠までのルートはこんな感じ。

f:id:nawatchy:20170821104616p:plain

摺針峠からは、急な坂道を下り鳥居本へ。

この先、中山道をひた走ります。

気温は33℃ぐらいだったと思いますが、自転車に乗っているとそれほどの暑さは感じません。

風を感じられて、気持ちのいい暑さです。

自転車で風を感じながら、美しい日本の夏の風景を楽しみました。

お昼ごはんは、五箇荘の「松研」というお店で。

何度か来たことのあるお店ですけれども、魚など海鮮料理がおいしいお店です。

f:id:nawatchy:20170821174047j:plain

shouken-group.com

 

昼食後は、安土から近江八幡へ。

途中、琵琶湖最大の内湖である西の湖のそばのサイクリングロードを通り、近江八幡の日牟禮八幡宮あたりにやってきました。

近江八幡も、趣のある古い町なみがたくさん残っています。

そこには、八幡堀という運河が大きな役割を果たしていることに間違いはありません。f:id:nawatchy:20170821175201j:plain