SEP/2017
バンコクからチェンマイまでは、夜行バスで移動することにしました。
これが今回チェンマイへ行く目的なのです。
有名なナコンチャイエアを利用します。
一度乗ってみたかったんですよね、このナコンチャイエア。
ファーストクラスバスを選びました。
ただファーストクラスといっても、759THB(≒2,500円)と全然高くありません。
これでバンコクからチェンマイまで約700kmを移動できるのです。
結構な人気らしいので、チケットは Nakhonchai Air の Web から事前に購入しておきました。
http://www.nakhonchaiair.com/ncabooking/index.php
スワンナプーム空港からは ARL と MRT を乗り継いで、まず Phahon Yothin へ。
ARL は 25THB、MRT は 30THB でした。
そこからは Uber でナコンチャイエアのバスターミナルへと向かいました。
ナコンチャイエアは専用のバスターミナルを持っているのです。
待合室に入ってみます。
すごい。
ぎっしりの人だかりです。
マッサージルームもありますので、これで待ち時間をつぶすこともできるようです。
料金も1時間200THBと、そんなに高くありませんね。
ファーストクラス利用客専用のラウンジもありますので、そちらでバスを待つことにしました。
ただファーストクラスラウンジといっても、特段豪華なわけでもなく人が少なくて座るスペースがあるという程度。
簡単な飲み物と茶菓子は用意されています。
出発予定時刻は22時30分でしたが、22時45分にバスが到着しました。
チケットを渡して、大きな荷物はこの搭乗口で預けます。
NCA(Nakhonchai Air) First Class Bus
車内はこのような感じです。
利用客は地元タイ人に交じって、中国人が多いように感じました。
1人なので1人がけシートを選択しました。
シートのリクライニング機能。
飛行機の座席と同じように読書灯や乗務員呼び出しボタンまでついています。
そう、このナコンチャイエアは、飛行機のようなサービスが特長なのです。
ブランケットも用意されています。
WEB での情報だと、車内は凍えるように寒いとのことでしたので、長袖のシャツも用意していました。
車内に温度計がありましたので見てましたところ、19-20℃で設定されているようです。
個人的には、このブランケットがあれば快適な温度に感じました。
バスガイドというよりは、客室乗務員という位置づけなのだと思います。
車内エンタメ用のちゃっちい Headset も配られました。
その車内エンタメがこちら。
Music を選ぶと、さすがタイ。
ノリのいいダンスミュージックがリストアップされています。
走りだすと様々な飲みものや食べものが配られます。
ミネラルウォーターに続いてコーラ。
そして、 CP のチキンバーガー。
最後におやつが配られました。
「一人一個ずつね」
配られたものすべてがこちらになります。
23時00分を少し過ぎてバスは出発しました。
そんな時間とはいえ、そこそこ渋滞しているバンコク北部。
ただ DMK(ドンムアン空港) を過ぎたあたりから渋滞はなくなり、軽快に走り出しました。
途中、いくつかの場所で停車して、乗務員が休憩をとるようです。
一日中、移動ばかりしていたこともあり、シートを倒すとすぐに眠りに落ちてしまいました。
途中、目を何回か覚ましましたが、ほぼぐっすりです。
夜が明けました。
朝05時30分ぐらいだったと思います。
外は雨のようです。
チェンマイまで、あと1時間ぐらいというところ。
朝のドリンクサービス。
牛乳とオレンジジュースが選択可能でした。
チェンマイへの到着が近づくと、ナコンチャイエアのテーマソングがずっと流れます。
これがなかなかキャッチーで、バスから降りても少し耳から離れませんでした。
♪Nakhonchai Air〜♪
♪Lalalalala lalala♪
バスはだんだんとチェンマイの街に近づき、郊外にあるナコンチャイエアのバスターミナルに、定刻 07:15 のところ、07:40 に到着しました。
バスターミナルの出口付近には、Nakhonchai Air の Gift Shop がありましたので、記念になるようなものがあるか少し覗いてみました。
センスが悪すぎますね。
まったく買う気になれませんでした。
なかなか面白い経験でした。
しかし知り合いのタイ人にこのことを話したら、ナコンチャイエアなんて全然良くないと一蹴されました。
他にもっと豪華でいいバスがあるらしいです。
そちらをまた試してみたら、記事をアップしたいと思います。