SEP/2017
京都ブライトンホテルで宴会がありましたので、出かけてみました。
京都御所にほど近く、繁華街からは結構離れたところにあります。
閑静といえば聞こえがいいですけれども、少々不便な場所です。
最寄りの駅は、地下鉄今出川駅となり、徒歩ならば約10分程度かかります。
シャトルバスを利用するなら、地下鉄烏丸御池駅からこちらも約10分程度です。
ホテルの中に入ると、結婚式の前撮りと思われるカップル。
暑い夏が終わり、結婚式シーズンになったのかなあと感じます。
ラウンジバー「COUR AU MIDI」
Veuve Clicquot を前面に押し出しています。
宴会は18時00分から開始でした。
ざっと見渡したところ、100人ほどの出席者がいるようです。
指定された席に座り、メニューを見てみると洋中折衷という趣向のようです。
ちょっと変わった感じです。
まず運ばれてきたのがこちら。
「鱧とマグロの炙り焼きとそのジュレ 茄子のピューレとカレー風オイル」
西洋料理にカレー風味って時々ありますが、まったく理解できません。
どういうセンスをしているのか、甚だ疑問に感じます。
「蟹肉入りふかひれスープ」
日本での標準的なふかひれ中華スープという感じでした。
「海老のマヨネーズソース」
美味しかったですけど、ボリュームがあり過ぎました。
「海の幸と野菜の塩味炒め」
味はまったくの平凡、見た目はたいへん貧相です。
「ライチとミントのグラニテ」
「クミンの香る牛フィレ肉のグリル アンティチョークのクレメ 芽葱添え 蜂蜜風味の赤ワインソース」
やたらと長い料理の名前。
いつものことながら牛フィレというだけの肉のグリル。
単調そのもの。
「マロンムースとベリーのスープ 無花果のコンフィチュール ショコラアイス」
本日のコース料理の中で、一番おいしかったのがこちらのデザートだったと思います。
味はそれほど悪くなかったですが、たいへんバランスとセンスの悪い宴会料理でした。
かつて、京都では高級路線ホテルのトップランナーとしての位置づけのホテルでしたが、今やそんな栄光はどこへやら。
時代に置き去りにされてしまったかのようです。