JAN/2018
さて、大津の夜。
晩ごはんをどこで食べようかと、とりあえず大津駅前にやってきました。
JR大津駅前はどちらかといえば街のハズレに位置していますので、駅前から浜大津に向かって伸びている商店街を歩いて行きました。
すると気になる看板を見つけました。
清酒の品揃えにこだわりのあるお店のようです。
うん、入ってみましょう。
すでに多くの人で賑わっていましたが、カウンターに1つだけ席がありましたので、運良くそちらに座らせていただきました。
「梵GOLD・無濾過純米大吟醸(福井)」
ドリンクのメニューを見せてもらいます。
地元滋賀以外にも、日本各地の銘酒が揃っています。
まずは福井の銘酒「梵」をいただくことにしましょう。
口に含むとなんとも透明感のある味わい。相変わらずいいですね。
「蓮根の挟み揚げ」
大好きな料理です。
あっさりした味もいいのですけれども、食感も大変いいのです。
「本ししゃも(北海道)」
なかなか見かけることのない本ししゃも。
塩焼きでいただきました。
ただ少し身がパサついていて、残念な感じです。
ししゃもの旬は10-12月とされていますので、少し外れてしまったからなのかもしれません。
「旦・山廃純米無濾過生原酒(山梨)」
甘さ、酸、香りが立つお酒です。
しかしちょっと華やか過ぎます。食中酒には不向きなお酒だと感じました。
「尾鈴山鶏の塩焼き」
宮崎県の農場で飼育されているというこだわりの鶏の塩焼き。
鶏そのものの旨みをしっかりと感じられるおいしい料理でした。
いくつかの部位を出してくれますので、それぞれの味を楽しめます。
「香の泉(滋賀)」
燗にしていただきました。
燗にすることによって香りが立ちますし、まろやかな味となります。
いいですねえ。
少し飲み過ぎてしまいました。
合計3合ですから、僕にしては多いです。
おなかも十分に満たされましたので、会計をお願いしたところ、4,810円と非常にリーズナブルでした。
いいお店だったと思います。
なかなか活気もあり、雰囲気も楽しかったです。
近場でも旅行者目線で楽しんだ大津の夜でした。