週末ごとの旅行者

週末+1か+2でアジアへ。Skyteamメンバーのチャイナエアラインで上級会員を目指します。

CX569(KIX→HKG):Economy→Business

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APR/2018

 

香港経由で Bangkok へ行きます。

少し長めの旅程なので、久しぶりにイサーンかチェンマイかチェンライなんかを組み入れようかなと考えていたところ、友人が Saigon へ行くので案内してほしいとのこと。

Bangkok⇔Saigon を旅程に組み入れることにしました。

 

当日、関空へ向かう前に CX アプリで座席を確認すると、すでにビジネスにアップグレードされていました。

これで Marco Polo Club 復帰後、アップグレードは3戦3勝。

マルコパワーが炸裂しています。
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大型連休と重なり KIX は大混雑でしたが、ファストレーンと自動化ゲートのおかげで5分程度で出国手続きを終えて制限エリアへ。

指定されたラウンジパシフィックへと向かいます。
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「Aircraft/A333」

搭乗開始時間は、予定時刻(18:10)より少し遅れて 18:25 に開始されました。
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1-2-1 の配列です。
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「Welcome Drink/Piper Heidsieck Cuvée Brut」

暑い日でしたので、冷えたシャンパンがひときわおいしく感じます。
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搭乗は順調だったようで、予定(18:50)よりも早い 18:44 に出発しました。

そして、19:03 に KIX を離陸。
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北に向かって離陸して、神戸沖で左旋回して HKG へ向かいます。

淡路島は夜の闇に徐々に包まれていきました。
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「White Wine/Louis Latour Macon-Lugny "Les Genievres" 2016(FR)」

いつもどおり、シャンパンのほかワインは赤白各2種類。

いつもと違ったのは、デザートワインも2種類選べるようになっていたこと。

まずはフランスの白を選びました。

香りは爽やかというよりも華やか。バランスがとれた味わいのワインでした。

ただ華やかに過ぎる感じが鼻につき、どうも好みではありません。
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「White Wine/Wairau River Sauvignon Blanc 2017(NZ)」

フレンチの白はぐっと飲みほして、いつもの NZ ソーヴィニヨンブランに変更しました。

先ほどのワインと比較すると、荒々しく感じるところもありますが、むしろそのほうが好みです。
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Starter が運ばれてきました。
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「Poached angel prawns,seaweed and plum mayonnaise」

(エビと海藻、梅マヨ)
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「Seasonal mixed salad and balsamic vinaigrette」

(季節のミックスサラダ、バルサミコドレッシング)
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「maten tea noodles」(マテ茶そば)
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「Bread/Garlic Bread」
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「Main Course/Grilled USDA prime beef tenderloin,French bean,capsicum,new potato and red wine sauce」

(USDAプライムビーフステーキ~赤ワインソース~)

メインはこちらのビーフステーキを選択。

他の2種類は次のとおりでした。

・Stir fried chicken,cashew nut,broccoli,red capsicum and steamed jamine rice

(鶏肉炒め・中華)

・Baked sea bass saikyo-yaki,yuzu pepper miso sauce,mixed vegetables and steamed Japanese rice

(鱸の西京焼き・和食)
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「Red Wine/Ingoldby Shiraz 2016(AU)」

メイン料理に合わせて、こちらの赤ワインに変更します。

フルボディな赤ですから、間違いないところです。
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「Cheese selection」

もちろん最後はチーズで締めくくります。

ハーゲンダッツはパスしました。
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映画は「DARKEST HOUR(邦題:ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男)」を鑑賞。
公開当初から見に行きたかった映画です。

www.youtube.com

歴史にその名を大きく残す Winston Churchill。

しかし、はじめから英首相になるべくしてなったのではないことを伝えるところから話は始まります。

ときの英国首相ネヴィル・チェンバレンは、その弱腰な外交政策によりナチスドイツの横暴を許したとして英国議会で退陣を迫られます。

ヨーロッパ諸国は瞬く間にナチスドイツに制服されていきます。

まさにそのときチャーチルは英国首相になります。

しかし英国首相になったものの、彼のまわりに味方はいません。

今なおナチスドイツとの講和の道を探るネビル・チェンバレンとハリファックス卿、チャーチルを嫌う英国王ジョージ6世、そしてまた議会の多数も彼の味方ではありません。

主戦派である彼も次第に弱気になり、講和の道を探るべきなのか迷い始めます。

そして、国民の生の声を聞こうとロンドンの地下鉄へ。

地下鉄に乗っていた乗客たちはチャーチルの問いかけに答えます。

その声に耳を傾けた彼は、自身の政治信念を決して曲げてはならないと確信することになるのです。

そして、クライマックスとなる英国議会での演説。

なんとも感動するのです。

とかく政治家のことばというものは、ことさらに仰々しかったり、美辞麗句ではあるけれども心のこもっていないものばかりで、そうした空虚さに我々は辟易しています。

チャーチルもことばを選びます。

しかしそれは決して耳ざわりがいいだけの空虚なことばではなく、実に心や場面を適切に表すことばを選ぶのです。

そのようにして大切に選ばれたことばには、人を大きく動かす力があるということを教えてくれました。

 

この映画、チャーチルを美化しすぎだという批判もあるようですけれども、映画としてはたいへんいいと思います。

このほかにも見どころは多いです。

英国陸軍の救出作戦を描いた作品「ダンケルク」。

その裏側である英国本土で何が行われていたのかを知ることができます。

あと Lily James。

「Cinderella(2015年)」や「Downton Abbey」で有名な Lily James が、新任秘書を演じていて、その美しさにほれぼれとしてしまいます。

「Baby Driver(2017年)」での Debora はかわいさが際立っていましたが、こちらは大人の美しさを身にまとっていて実によかったです。

 

食事もワインもエンターテイメントも、たっぷりと堪能したフライトでした。

HKG には到着予定時刻 22:00 のところ、21:48 に到着。

久しぶりに香港で宿泊します。