APR/2018
Bangkok での短い滞在の後、Saigon へ向かいます。
久々の VN。
CI エメラルド修行のときは、VN ビジネスクラスを好んで利用していましたので、エコノミークラス利用は久々です。
CI エメラルドメンバーはスカイチームエリートプラスですから、Sky Priority のレーンへと進みます。
待ち時間はまったくなしで、快適にチェックイン。
SGN までのエコノミー客ですが、スワンナプーム空港のプレミアムレーンチケットをいただきました。
スカイチームエリートプラスだとエコ客にもプレミアムレーンチケットをくれるんだ…と嬉しくなりました。
おかげで超混雑の一般出国審査を回避できたので、少し拍子抜けしながら制限エリアへ。
素敵、快適、魅力的なスカイプライオリティに感謝です。
「Aircraft/A321」
搭乗開始予定時刻(10:30)よりも少し早めにに D7 ゲートに行きましたが、飛行機の姿がありません。
スタッフに尋ねると「雨がひどいから到着が遅れている。しかし出発はスケジュールどおり(11:20)だ」との答えです。
そんなわけはないだろうと思いつつも、このまま待つことにしました。
結局、飛行機は 10:55 ごろに到着して、11:15 に搭乗が開始されました。
座席は珍しく窓側を指定。
1時間程度(01時間10分)のフライトですからトイレのために席を立つこともないでしょう。
席に座っているとウェットティッシュが配られました。
VN らしさ溢れるサービスです。
搭乗手続きは順調だったようで、11:35 にはゲートを離れました。
離陸のための順番待ちが少しあり、スワンナプーム空港を 12:00 に離陸しました。
雨の Bangkok を飛び立ちます。
12時25分頃にミールサービスが開始されました。
飛行時間が大変短いので迅速にサービスが行われます。
しかし箱弁ではなく、トレーで提供されました。
ただ内容は簡素です。
野菜とハムとピクルス。それにソフトロール。あとはフルーツ。
ほう、なるほど。
サンドイッチの材料が揃っています。
好きな具材とロールを頬張れば、口の中でサンドイッチを食べているのと同じになります。
どこか手巻き寿司?と少し似た感覚。
今度、家で真似をしてみようと思いました。
「Fruits」
ベトナム搭載かタイ搭載なのかはわかりませんが、とても甘くておいしいです。
どちらもフルーツが大変おいしい国ですからね。
「Beer/Halida」
ドリンクはビールを。
ローカルビールしかありませんでした。
あまりおいしくないので、半分ぐらい残してしまいました。
窓から見る地上の色は緑→茶褐色→緑と移り変わります。
それはタイ→イサーン・カンボジア→ベトナムの地上の色を表します。
タイとベトナムは肥沃な土地と豊かな水があるため稲作に適していることを示し、イサーン・カンボジアはそれが困難な痩せた土地であることを示しています。
とりわけベトナム南部は水と緑がたいへんゆたかです。
司馬遼太郎は大坂平野を「一望の田圃は膏肉(あぶらみ)のようにゆたか*1」と評しました。
まさにそれ。水と緑がゆたかな大地は、かの膨大な数の人口を養うことが可能だったのでしょう。
そんなベトナム南部の大都市である Saigon へ向けて飛行機は高度を下げていきます。
SGN には定刻(13:00)よりも少し遅れて、13:15 に到着しました。
沖どめとなりましたので、バスでターミナルに向かいました。
気温は34℃。
Bangkok と違って、Saigon はよく晴れていて真夏の天気です。
*1:司馬遼太郎著「城塞」より