MAY/2018
最近、よく立ち寄るお店です。
きっかけは稲荷の近くへ仕事で行ったときに「魚がおいしいお店ですよ」と教えていただいたのがきっかけです。
おすすめしていただいただけあって、たしかにおいしくて良かったのです。
それ以来、この近くへ仕事で出かけるときは、このお店に立ち寄ることのできるようにわざわざ時間を調整しています。
この日は、気心のしれた二人で食事に出かけました。
「お造り盛合せ」
まずはお造りをいただきます。
どれも美味しかったのですけれども、ホタルイカが季節ものでとても美味しかったです。
「浦霞」
お造りをいただくとなると、やはり清酒がいいですね。
なぜかこちらのお店では、宮城は塩竈のお酒「浦霞」が常時置かれています。
バランスのとれた味がいいです。
「若筍煮(深草産)」
そろそろ筍の季節も終わりです。
とても柔らかく仕上げられています。
そして口に運ぶと優しい出汁の香りと味わいが広がります。
若筍煮という料理はこうでなければなりません。
「昆布と椎茸の炊き合わせ」
こってり濃く仕上げるものと、浅く優しく仕上げるもの。
それぞれ好みはあるでしょう。
ただ酒のアテにするには、後者でなければならないと思っています。
「ぐじの汐焼き」
焼き魚に進みたいと思います。
選んだのはぐじ。甘鯛ですね。
どこで獲れたものなのかは知りませんが、京都あたりでは若狭のものが喜ばれます。
残った骨と皮は、後で汁物にしていただけます。
骨や皮からいい出汁が出ますから、単品としても悪くありません。
実にいいサービスだと思います。
「オコゼの唐揚げ」
こちらも季節を感じさせる魚です。
産卵期を前に旬を迎えるそうです。
瀬戸内あたりでは、この季節よく見られますし、その上品な白身はたいへん美味です。
こうして唐揚げにしていただくと、頭から尻尾まで、そして骨までバリバリと食べることができます。
「釜めし」
こちらは注文してから1時間かかる釜めし。
ごはんから準備するということで、時間がかかりますが、待つ甲斐のある出来上がり。
さまざまな具材と炊きあげられた釜飯は、それら具材の持つおいしさを閉じ込め、ふっくらと仕上がっています。
実においしいものでした
「三重産しじみ汁」
〆にはこちらを。
しじみの滋味が五臓六腑に沁み渡ります。
飲んだ後には、しじみの旨みたっぷりの味が体にやさしいです
新鮮な魚とともに一品料理を、リーズナブルに食べることができるお店です。
お気に入りの1軒になりました。