JUN/2018
本日は桃園から台南へ移動します。
朝食を近所にある永和豆醤大王で食べることにしました。
ホテル(Holiday Inn Express)で無料の朝食がついていますが、あまりおいしくないですし、久々の台湾です。
ローカルな台湾を楽しんでみたいのです。
朝食後はいったんホテルに戻り、荷物をまとめてすぐに出発します。
ホテルからは Uber で高鐵桃園駅へ移動しました。
駅の自動券売機で指定席券を購入しようとしたところ、1時間後以降の電車しか表示されませんでしたので自由席券を購入して乗車することにしました。
桃園から台南までは1時間ちょっとですから、もし席がなかったとしても大したことはないでしょう。
自由席は10-12号車です。
まとまった席はありませんでしたけれども、3人それぞれ席を確保することができました。
車内販売のワゴンがやってきたので、コーヒーを購入。
50元と少しお高いです。
ヒマなので車内誌を見てみます。
英語のページはなかったので、パラパラと眺めるのみです。
台湾の軽食の王様「肉臊飯」と書かれています。
肉臊飯は、豚のそぼろ肉がけご飯といった意味合いのようです。
各地の「肉臊飯」が紹介されていました。
苗栗のものがビジュアル的にもよくて、一度食べてみたいと思わせるものでした。
台中に 10:23 に到着しました。
台中では多くの乗客が降り、反対に乗り込んでくる人は少なくて、車内はガラガラになりました。
また車内販売のワゴンが来たので、今度はハーゲンダッツのアイスクリームを購入。
車窓には、のどかな景色が流れます。
台南駅には、定刻どおり 11:07 に到着。
台南駅からの眺め。
大したものはなにもなく緑の大地が広がっています。
台湾高鐵の駅は、そのほとんどが旧市街から離れた場所に造られています。
台南の街へは隣接する台鐵沙崙駅からローカル電車に乗り換えていきます。
ここで事件が発生しました。
高鐵台南駅の改札から出ようとすると切符がないことに気づいたのです。
どうも切符を入れていたケースごと紛失してしまったようです。
おそらくポケットからこぼれ落ちたのでしょう。
改札係の人にプログ用に撮っていた切符の写真を見せて、友人たちには切符を持って乗車したことを証言してもらいました。
「次からは気をつけてね」
改札係の人は、そう言って改札を通してくれました。
とりあえずは、ほっとひと安心です。
さて紛失したパスケース。
中には Easy Card しか入っていませんでしたけれども、駅の紛失物処理担当者に事情を話して紛失届を出しておくことにしました。
すると台鐵台南駅に向かっている電車の中で、携帯電話に「見つかりましたよ」と連絡がありました。
良かったです。
「高鐵台南駅に回送しておくので、帰りに先ほどの場所へ取りに来てください」とのことです。
紛失物がすぐに見つかり連絡があるなんて、いい国です、台湾。
台鐵台南駅に心軽やかに降り立つことができました。