JUL/2018
何年かぶりに海水浴に出かけました。
場所は三重県のとある海水浴場。
帰りには伊勢神宮のおはらい町に立ち寄りました。
お目当ての場所があるのです。
伊勢浦田にある五十鈴川近くの伊勢市営の駐車場に車を停めて、おはらい町をてくてくと歩いていきます。
沿道のお店は以前よりも何かしら多くなり、見ているだけで楽しいです。
この日は、35℃を超える猛暑日でしたけど、あいかわらず多くの人で賑わっていました。
「赤福」
伊勢まいりのお土産の定番といえば赤福餅。
今日もたくさんの人が買い求めにやってきていました。
「豚捨」
おかげ横丁にあるこちらのお店。
2階はレストランになっていて、牛鍋やあみ焼きなど食事をすることができます。
でも、1階の惣菜売り場で串カツやメンチカツを買って、同じく店内で販売されているビール(神都麦酒)のアテにするのがお気に入りなのです。
「茶房山中」
串カツとメンチカツで小腹を満たしましたが、1番のお目当てはこちらの甘味処。
普段、甘味処なんてまず行くことはありませんが、こちらのお店は特別です。
このお店のかき氷が最高においしいのです。
夏になると、こちらのお店へかき氷を食べに出かけたものでした。
学生のときからですから、かれこれ20年以上になります。
ただ、ここ2-3年は来ていなかったのですが、その間にリノベーションされてお店が新しく明るくなりました。
スペースも少しばかり広くなったように感じます。
メニューです。
かき氷は4種類。
このお店のイチオシは田舎氷のようです。
厳選された黒糖蜜ときなこが決して上品ではないけれども、とても純朴というか素朴な甘さなのです。
そして氷の中には、本わらび粉を使ったわらび餅が隠れています。
これはこれでとてもいいのですが、僕の好みは違います。
「抹茶ミルク」
良質な抹茶と練乳がたっぷりとかけられています。
こちらで使われている材料はすべてが本物です。
また氷は絹のようになめらかで、口に運んだ途端にふわっと溶けてなくなります。
そこらへんにあるかき氷とはまったく別物なのです。
この抹茶ミルクのかき氷、本当は抹茶ミルク金時として販売されているのですが、いつも金時抜きにして注文しています。
かき氷に金時は合わないと思っています、
清涼さを求めているのに、金時では暑苦しさを感じてしまうのです。
「つぶつぶいちごミルク氷」
同行者はこちらのつぶつぶいちごミルク氷を注文しました。
本物のいちごがすりつぶされていますので、いちごが持っているほんのりとした自然な甘さとやさしい酸味があります。
それがまたミルクと抜群の相性をみせます。
こちらのかき氷は「氷を食べているうちにシロップがなくなり、氷だけが残ってしまった」なんてことにならないようシロップの量がまさに適量となっています。
このあたりも素晴らしいのです。
かき氷の他にも、和菓子とお茶のセット、などのメニューもあります。
とりわけこの夏の時期は「冷やしぜんざい」もおすすめです。
こちらも良質な小豆が使われていて、実に上品で涼味爽やかなぜんざいに仕上がっています。
どれをとっても本物のおいしさです。
そして、おいしいからといってべらぼうな料金設定でないところも、たいへん気に入っています。