SEP/2018
はじめての ET(エチオピア航空)です。
成田空港でのチェックインカウンターはかなり端のほうにありました。
エコノミークラスのチェックインカウンターはそこそこの行列ができています。
なかなか利用者は多いようです。
ET のビジネスクラスは、Cloud Nine と名付けられています。
カウンターに置かれた案内を見てみると、エコノミーからビジネスへは当日アップグレードもできるようです。
料金を見てみると…
安いっ!
日によって変動するらしいですけど、12,000円〜17,000円と格安です。
「これだとかなりアップグレードする人多いんじゃないですか?」
「いえ、それがあまり利用がないんですよ」
国際線ビジネスのディナー提供便なわけですからかなりいい選択だと思うんですけどね。
国内線の NH プレミアムクラスなんかよりも、はるかにいいはずなのに、あちらは大人気、こちらは不人気。
不思議なものです。
「GOLD TRACK」
はじめて利用しました。
案内されたのは、NH ラウンジ。
途中、UN ラウンジがあり、こっちのほうが混み合っていなくて快適だろうなと思いつつも、搭乗ゲートからの近さを考慮して、NH ラウンジへ向かいました。
「山菜そば」
おなかがすいていたので、ヌードルバーを試してみることにしました。
混み合っていたこともあり、5分ぐらい待ちました。
麺が伸びきってて、汁がかなり少なくなっています…
富士そばに運営してもらったほうがいいんじゃないですか。
「41番ゲート」
41番搭乗ゲートから出発します。
この ET673、かなりの確率で遅延するということも聞いていましたので、過去のデータをチェックしてみたところ、たしかにかなりの劣等生です。
しかしこの日の ICN からの到着便は素晴らしいスムーズさで NRT に到着していますので、遅延の心配はなさそうです。
「Aircraft/B788」
はじめて搭乗する Cloud Nine に期待が高まります。
2-2-2 の配列となっています。
アフリカの躍動を感じさせる赤と緑。
席に座ると、まずはお水が配られました。
「Welcome Drink/Lallier Brut」
もちろんお水だけ配られて終わりではありません。
ちゃんとシャンパンの用意もありました。
この時点で、極東の島国5スターエアラインよりも上です。
「Menu」
メニューが配られました。
2時間ほどのフライトながらきちんとしたメニュー構成となっています。
「Starter」
「Fresh Seasonal Salad」
「Starter/Trout Fish,Smoked Salmon,Lettuce,Lemon Wedge and Dill」
(鱒とスモークサーモン、野菜添え)
もう1つオプションがあり、そちらは野菜のグリルでした。
「Bread」
「White Wine/Brampton(ZR)」
ワインリストを見ると、エチオピアのワインのほか南アフリカのワインもあり、アフリカ産ワインの品揃えが厚めです。
エチオピアワインなんて飲んだことがありません。
試してみようかと思いましたけれども、無難に南アフリカのものを選んでみました。
「Main Course/Mediterranean Beef Goulash with Basil Noodles,Broccoli and Pumpkin」
(ビーフグヤーシュ、バジルヌードル添え)
かなり大味なビーフです。
マカロニパスタもバリバリでかなり仕上がりに難ありという感じでした。
赤ワインを飲みたかったので、こちらのビーフを選択しましたけど、ちょっと失敗したかなあと思いました。
この他のオプションは次のとおりでした。
・Sol Fish Steak with Chervil Cream Sauce
(舌平目、クリームソース)
・Penne Pasta with Tomato and Olive Sauce
(ペンネパスタ、トマトとオリーブソース)
「Red Wine/Boschenadal(ZR)」
Merlot を使った南アフリカの赤ワイン。
スパイシーなアロマが香る魅惑的な赤でした。
「Pre Plated Cheese with Crackers」
こうしてワゴンで運ばれてくるのは、目も楽しめるのでいいです。
ただチーズの熟成度合いはよくありませんでした。
「Addis Tea」
食後はエチオピアのお茶にしました。
食事については、前菜はよかったですけれども、メインとチーズは少し不満が残りました。
ただメインの選択を違ったものにしていたら印象は変わっていたかもしれません。
このエチオピア航空のソウル便はかなり使えると思います。
金曜日の仕事帰りに成田へ直行して、B788 のゆったりとしたビジネスシートに座り、食事やワインを楽しみながらソウルまで。
ET ならば1万円ちょっとの当日アップグレードで可能なのです。
「Ugo Vanelli」
最後にトイレをチェック。
アメニティはフランスのブランド「Ugo Vanelli」というもののようです。
このあとは寝てしまいました。
最終の着陸態勢に入り、目を覚ましました。
ICN には定刻(00:05)よりも少しだけ早い、00:02 に到着しました。
天候は曇り、気温は24℃。
日本よりは、少し過ごしやすい気温のようです。