SEP/2018
この日は草津での仕事でした。
思いがけず早く片付き、気分はウキウキ。
時間は16時30分を少しまわったところ。
このまま帰ってもいいけど、時間が中途半端でしたので途中下車して楽しむことにしました。
やはり大津がいいです。
最近のお気に入りのお店「割烹ゆう介」へ行きたいと思ったのですけれども、開店時間が18時からです。
待ち時間が面倒です。
以前から気になっていたお店「おお杉」はどうだろう?
太田和彦氏の TV 番組「ふらり旅 いい酒いい肴」で紹介されていたのを見てから、一度行ってみたいと思っていたお店です。
インターネットで調べてみると17時からオープンしているとのこと。
これは好都合。
行ってみることにしましょう。
場所はJR大津駅から徒歩で約5分ほどで、滋賀県庁のすぐ近くにあります。
旧東海道沿いにあるお店は、なかなかしっとりとしたいい店構えです。
お店の中に灯りがともっているのを確認して、中に入ってみました。
カウンターの中にはご主人と奥さんであろうお2人。
ほかに何人か給仕のスタッフがおられました。
予約はないこと、そして1人であることを伝えると、カウンター席を案内されました。
まずはビールを注文します。
ビールとともに突出しも運ばれてきました。
まずはお造りから始めましょう。
「お造り盛り合わせ」
さまざまな種類のお造りが出てきました。
鯛といさきは昆布〆にされています。
手前の赤身はくじらです。
どれも美味しかったです。
「喜楽長/辛口純米吟醸(滋賀東近江)」
やはり清酒がいいですね。
冷酒をいただくことにします。
名前のとおり辛口で、料理の決して邪魔にならずに引き立てることのできるお酒です。
昭和の良妻のようです。
「かんぱちかま塩焼」
焼き魚にしましょう。
本日の魚はこちらのかんぱちのかまだけとのことです。
時間をかけてじっくりと焼き上げられた1品。
その身もさることながら、皮までとてもおいしくいただくことができます。
「不老泉/山廃仕込純米酒(滋賀高島)」
肌寒い日でしたので、燗酒もいただくことにしました。
滋賀高島は新旭のお酒だそうです。
しっかりとした米の旨みがあり、また酸がたつお酒です。
燗にすることにより、それらがやわらかな味わいとなり、香りもよくなるのだと思います。
「うなぎぞうすい」
実にいい出汁がとられています。
そしてご自慢のうなぎも美味しいです。
こちらのお店では、琵琶湖名産のうなぎの「うなぎしゃぶ」という料理が名物となっています。
本日はいただきませんでしたけれども、また一度味わいに訪れてみたいと思います。
「アイスクリーム」
食後はアイスクリームを出していただきました。
もうおなかいっぱいでしたけど、おいしく完食いたしました。
ご主人も気さくな方で、いいお店だと感じました。
大津、いい町です。