SEP/2018
半年ぶりに MH を利用します。
CX の Marco Polo Club での GOLD 更新ができました。
これでまたクラブポイントがリセットされましたので、新たなクラブ活動を開始します。
CX の GOLD 会員更新に必要なポイントは600ポイント。
MH ビジネスで BKK までを往復すると140ポイントとなりますので、4回ちょっと往復すればいいだけです。
搭乗3日前にアップグレードオファーが届きました。
KIX⇔KUL は A359 になりましたので、ファーストクラスが設定されることになりました。
そのファーストへのアップグレードオファーです。
A359 のファーストか…乗ってみたいなあ。
落札金額をミニマム(44,455円)にして申し込むと、1時間後には落札完了メールが届きました。
台風により甚大な被害を受けた関西空港。
2週間ちょっとで、ほぼ復旧しました。
「MH チェックインカウンター」
以前はなかったであろうチェックインカウンターもファースト用ができています。
「Aircraft/A359」
いよいよ MH にも A359 が導入され、わが関空にもやってくるようになりました。
新しい機材っていいですね。
ただ航空管制のため、出発が遅れることになりました。
いったんラウンジに戻り、予定より約40分ほど遅れて 10:00 頃に搭乗をいたしました。
「First Class」
全4席が設定されていましたけれども、利用者は僕1人だけでした。
大きな箱に入っているのはヘッドホン。
KIX-KUL ではアメニティキットは配られません。
「Welcome Drink/Pink Guava Juice」
こんな一口サイズのアミューズも運ばれてきました。
「Menu」
メニューが配られました。
少々豪華さには欠けます。
定刻(09:55)より約40分遅れの 10:34 に出発をして滑走路へと向かいます。
少々混雑していたようで離陸のための待ち時間が結構ありました。
AF291(CDG行き) が離陸していきます。
A 滑走路を北に向かって離陸(10:59)して、神戸沖で左旋回を繰り返して KUL に進路をとりました。
「Champagne/Taittinger Comtes de Champagne 2007」
搭載されていたシャンパンは「シャンパーニュの伯爵」。
最高級のシャルドネだけを使って作られ、約10年かけてゆっくり熟成されるそうです。
「Malaysian Satay」
だいたい通常は3本ぐらいなのに、5本もサービスされました。
このあとに影響しそうです。
ゆっくりとサテとシャンパンを楽しみます。
眼下は雲が切れて、地上が見えるようになりました。
高知県から太平洋に出るところです。
「Bread」
「Starter/Ossetra Caviar」
豪華さを演出するのに、うってつけな食材。
世界的にも有名な MOTTRA の Ossetra がサービスされました。
「Starter/Tomato and Basil Soup」
もうこのあたりでおなかがいっぱいになってきました。
サテ5本が効いています...
「Refreshing Sorbet」
口直しのシャーベット。
「Main Course/Creamy Mustard Chicken」
赤ワインを飲みたかったので、チキンを選択しました。味のほうは可もなく不可もなくといったところです。
他のオプションは次のとおりでした。
・蒸した魚、スイートチリソース
・ペンネ、パンプキンクリームソース
・和食
「Red Wine/Domaine Chandon de Briailles Pernand Vergelesse 1er cru "Les Vergelesses" 2011,Burgundy(FR)」
ワインを赤に変更します。
ほどよく熟成された味わいを楽しむことのできるワインでした。
「Dessert/Seasonal Fruit」
おなかも苦しくなりましたので、フルーツだけをいただきます。
デザートは次のものが用意されていました。
・New York Cheese Cake
・Häagen-Dazs
「Dessert Wine/Domaine Les Tailhades Muscat De Saint Jean De Minervois 2014,Languedoc Roussilon」
食事の締めくくりにスイートワインをいただくことにしましょう。
実に上品な甘さで、心地よい余韻に浸ることができます。
担当をしてくれたクルーは、ちょうど中堅どころといった感じのマレー姉でした。
グラスのワインがなくなりかけるとすぐに注ぎにきてくれます。
おかげで自然とペースも早くなって、かなり酔いもまわってきています。
「必要だったら呼ぶから、ゆっくりしててもらっていいですよ。きっとごはんもまだでしょうからごはん食べててください」
そう冗談ぽく話しかけました。
「ファーストクラスにはあなた1人だけなので退屈なのよ」
全くもって、けれん味のない返し。
面白いですねぇ。
そこから彼女からの質問責めがはじまりました。
「マレーシア航空はよく利用するの?」
「どうして日系のエアラインは利用しないの?」
「マレーシア航空を利用してるわりにはクアラルンプールどころかマレーシア入国はたった2回だけ?」
「東南アジアのどんなところが好きなの?」
「どうしてシンガポールは嫌いなの?」
まさにマシンガントーク。
こららは三八式歩兵銃ならば、向こうはMG42機関銃。
性能差は歴然で、こちらが1つ答えれば、またたくさんの質問がやってきます。
トイレをチェックしてみました。
アメニティはビジネスと同じ Acca Kappa でした。
たくさん食べて飲み、そして話もしましたので寝ることにします。
ベッドメイキングも頼めばやってくれたのかもしれませんが、自分自身で行いました。
このあとはぐっすりです。
機長からの「まもなく降下を開始する」というアナウンスで目を覚ましました。
すぐさま担当クルーがやってきて、ドリンクの希望を聞いてくれます。
KUL へ向けて高度を下げていきます。
ほぼ同じスピード、同じ高度の Air Asia の機体が横に見えます。
あちらは KLIA2 へ着陸します。
KUL には 15:59 に着陸して、16:05 にゲートに到着しました。
KUL 付近の天候は曇り、気温は30℃。
半年ぶりの KUL。
アナウンスが流れる際のメロディーに、KUL に到着したことを実感させられます。