OCT/2018
Grab を使うたびに、どんどん機能が追加されていることに驚かされます。
今回もGrab Application を起動させると、画面が一新されました。
Grab の基本機能は次の4つ。
・Car
・Bike
・Food
・Delivery
Car と Bike はごくごく一般的な配車機能です。
もういまさら説明など必要ないという感じでしょうか。
Food は飲食の宅配サービスです。
どんな宅配サービスがあるのか見てみましょう。
まずは自分の現在地が表示されます。
これで間違いがなければ次に進んでいきます。
すると、お店を選ぶ画面が表示されます。
この中から「Indian Food」を選んでみたいと思います。
「Indian Food」を選ぶと、メニューがずらりと表示されます。
なかなかメニューが豊富ですね。
これいいなあ。
レストランの本格的な料理を届けてもらうことができるなんて、とても便利でいいです。
日本だとピザや寿司など、宅配できるものが非常に限られていて、またお店ごとに届け先の住所や名前を入力したりする必要があります。
Grab だと、とりあえずアプリを立ち上げて「何にしようかな」なんて、そのときの気分で食べたいものを選べばいいのです。
この差はたいへん大きいと感じます。
次に Delivery を見てみましょう。
この Delivery は何か荷物などを送り届けてもらうサービスです。
まずは送り主と受取人の住所を指定します。
すると次の画面が現れ、手段と料金、そしてピックアップまでの時間が表示されます。
小さな荷物なら Bike、大きな荷物なら Pick-up truck、というように手段は使い分けができるようです。
送る手段を選ぶと、次に受取人の名前と電話番号を入力する画面が表示されます。
この入力を完了させれば、おそらく自分が選んだバイクなり車がやってきて、荷物を集荷して送り届けてくれるのでしょう。
恐るべき手軽さ、スピーディーさです。
最後にとある Grab のプロモーションのご紹介。
雨が上がったあと、間髪入れずに届いたものです。
「雨は上がった。さあ、Grab で出かけよう!」
こんな感じでしょうか。
プロモーションの名前は「Rainbow40」となっていて、40THB割引(乗車ごと)、本日の23:59まで有効となっています。
単なる雨上がりをビジネスチャンスに変えてしまう、この自由さ、スピード感がいいと思います。
まさに IT の寵児「Grab」らしいですし、IT だからこそのビジネスのあり方でしょう。
こうして Grab という1つの Application を観察しているだけでとても興味深いです。
日進月歩でサービスが進化、拡大していく様はとても面白いと感じます。
ひるがえって日本はどうでしょう。
「Grab って何?」
まだまだこんな反応が大半でしょうね。
なんでもかんでも規制することが大好きな国、そしてそれを求める国民性ですから、こうしたサービスが歓迎されながら素早く広がっていくことはとても難しいと感じます。