JUN/2019
朝早い伊丹からのフライトに備えるためという理由をつけて、大阪で泊まることにしました。
新しくオープンしたばかりの「Ibis Budget 大阪梅田」が、名前どおり梅田から徒歩圏内で便利そうです。
ただ最寄り駅は地下鉄谷町線中崎町。3番出口を出てすぐです。
また料金も6,900円(諸税込み)とかなり安かったです。
「Reception」
もとは「ウェリナホテル梅田」という名前のホテルだったものを、Ibis Budget として2019年4月にオープンさせたもののようです。
またオープンはしたものの、グランドオープンはまだとのことで、Accorhotels メンバーであっても、次のような特典はなんら利用できないとのことでした。
・ポイントの獲得及び使用
・会員種別に応じた特典
・メンバー限定料金
アサインされたのは12階の部屋。
「スタンダードルーム セミダブル」
ビジネスホテル標準といった広さ。
TV はベッドの横の壁に掛けられていました。
「冷蔵庫」
もちろん空っぽです。
コーヒーやお茶など、最低限のものは用意されていました。
「Wet Area」
狭いながらもバスタブはあります。
「アメニティ」
ほぼビジネスホテル品質のものが用意されていました。
レストランがあり朝食の提供もあるようですけれども、出発が早朝だったため朝食はいただきませんでした。
この立地でこの料金ならば十分に利用価値を感じられます。
グランドオープンして、Accorhotels の会員特典が得られるようになったら、また利用したいと思いました。
夕食に出かけました。
少し歩けばいくらでも飲食店はありますので、迷うほどです。
和食に的を絞っていくつかの候補をたずねてみました。
「入道」
路地の奥まった場所にありました。
何軒かをまわりちょっと歩き疲れたので、このあたりで手を打とうと入ることにしました。
「アサヒ熟撰」
まずは飲みものを注文。
アサヒの熟撰があったので迷わずそちらを。
このビールを置いているところは当たりのお店が多いと思っています。
「鰹のたたき」
この時期の鰹らしく弾力があり身がしっかりとしています。
「手前のものはジェノベーゼソースをかけたイタリア風にしてみました」と説明されました。
「さえずりと分葱の酢みそ」
さえずりの脂が分葱と合い、酢みその風味ともよく調和しています。
これはいいです。
「花垣純米無濾過生(越前)」
清酒にしましょう。
お酒のリストを見ると大好きな花垣の無濾過生酒があります。
これも迷わずに注文しました。
「しらさ海老(泉州産)天ぷら」
1人前は6尾のところ、1人なものですからお気遣いいただき、半分の3尾で出していただきました。
新鮮な海老だけが持つみずみずしくも弾力のある身の旨さ。
そんな海老の風味を大事に包み込むように揚げられています。
油の新鮮さまでもが伝わってくるさっくりした揚がり具合に思わず笑みがこぼれます。
「お酒をもう一合お願いできますか?」
お酒もたいへん進みます。
「そら豆の白和え」
店主から「まだいけるようやったらどうです?」と出していただいたのがこちらの料理。
「野菜も少し食べとかんとな」
そんな店主の気遣いに感謝しつつ、少し残っている酒のつまみとしていただきました。
すっかり気分を良くしてお店を出ました。
ただ少々飲みすぎてしまったようです。
ホテルまでどうやって帰ったのか記憶にありません。