OCT/2019
まだ夜明けきらぬ Kuala Lumpur に到着。
静けさの中にある KLIA を歩くのが好きです。
乗り継ぎの表示板を見ると、MH784 は BKK 行きにもかかわらず、こちらのサテライトから出発するようです。
サテライトにある Golden Lounge へと向かいました。
Golden Lounge 入口から下を見ると、当然にまだ人もまばらです。
「Nap Area」
受付をすませて中に入ると、ダイニングもまだ準備中といった様子なので、とりあえず Nap Area で休むことにしました。
05時30分ごろ。
礼拝を呼び掛けるアザーンがこの Nap Area の中にまで聞こえてきました。
ああ、異国にいるんだなあと感じます。
心地よくアザーンを聞いていると、いつのまにか眠りに落ちてしまいました。
目を覚ますと、外はなにやらガヤガヤしています。
すっかり朝となり、朝食をとる人たちでラウンジは賑わっていました。
「Penang Asam Laksa」
Laksa Bar もオープンしていて、大賑わい。
やはり Laksa をいただきましょう。
もちろん激辛仕様にして楽しみます。
「Aircraft/B738」
搭乗ゲートは C23 でしたので、ラウンジからは徒歩ですぐでした。
席に座るなり Crew がやってきて、後方座席の母娘に席を譲ってもらえないかと尋ねられました。
年老いた母親が座っている窓側のシートが壊れているらしく移動させてあげたいけれども、母娘なので一緒に隣同士で座れるほうがいいだろうとのことです。
別段、異存はありませんので快く応じました。
「Welcome Drink/Pink Guava Juice」
やはりこれじゃないと。MH に乗る楽しみの1つです。
定刻(09:00)よりも早い 08:54 にゲートを離れて滑走路へ。KLIA を 09:15 に離陸しました。
「Breakfast」
前の便(MH39)でステーキをがっつり食べたので、この便での朝食は食べないでおこうと思っていたのに、Nasi Lemak の文字を見たら、そんな意志は簡単に砕けてしまいました。
「Seasonal Fruit」
「Yoghurt」
「Nasi Lemak」
おいしいなあ。
マレーシアの国民食ともいうべき存在らしい料理。
結構カロリーがあるそうで、食べ過ぎには注意しなければならないそうです。
食事を終えて、壊れたシートから外を眺めます。
青空に翼が映えます。
飛行機はマレーシアからタイ領へと入り、そして海へと出ていきます。
何ごともなく時間が過ぎていきます。
MH ビジネスはワンワールド修行に適していて、僕も年に何度かは利用しています。
マレーシアから日本などへの中距離路線は、お酒も出ますし、サテも楽しめたりしていいんですけど、この KUL⇔BKK 路線が退屈だと感じたりします。
特に帰国するときの便が満席だったりすると、旅の疲れもあるせいか、かなり苦痛です。
ただこうした朝の時間、それも隣が空席だと、どこか南国の緩さを感じられて、それなりにいいもんだなあと思いました。
まあ、たまにだからいいんでしょうけど…
BKK へはいったん通り過ぎて、北側からのアプローチとなりました。
スワンナプーム国際空港には、10:10 に着陸をして、ほぼ定刻(10:15)どおり 10:18 に E8 ゲートに到着しました。
BKK 付近の天候は晴れ、気温は29℃。
雨期ながら、晴れ渡った空がひろがっています。