JAN/2022
年が明けて、再びホテルでの宿泊を重ねています。
ここ数年でマリオット系列ホテルがかなり増えた大阪での滞在を楽しんでいます。
昼間どこに行くか。
どこへ行ってもそこで暮らす人たちの生活を見ることが1番好きなものですから、大阪の商店街をぶらついてみることにしました。
大阪メトロ谷町線に乗り、駒川中野駅へ。
西改札口を出て、阪神高速をくぐる地下道を通り抜けると、すぐに商店街の入口があらわれます。
行き交う人が肩触れ合うような幅の商店街。
商店街の中は飲食品を扱うお店が多く、とても活気に溢れています。
もちろん衣料品などの生活に密着したお店も揃っていて、この商店街は観光客相手の浮ついたものではなく、ホンモノの商店街だよなぁと嬉しくなります。
大阪らしい粉もののお店がいくつもあり、つい買い食いをしたくなります。
ふと見るとあいすくりんの文字。
これはいい。
味はもちろんのこと、100円(ダブル)という値段も庶民的でいいですね。
「駒川HOTなう」
商店街の中には街内生放送というものが流れていました。
よしもとの芸人さんと駒川商店街がタッグを組んで、店舗や商品の情報、商店街のイベント情報などをリアルタイムでお知らせするというものだそうです。
この日はヒガスミという東住吉高校出身の芸人さんだったようです。
知らんなあ…
「肉のみつい駒川総本店」
肉屋さんがやってる立呑屋。
とても面白そうです。
ちょうどお昼どきでしたので、ちょっとやっていくことにしました。
先客はひとりだけでした。
調べてみると、昨年(2021年)11月にオープンしたばかりのようなので、まだあまり知られていないのかもしれませんね。
公営ギャンブルが放映されているのも立ち呑みらしくていい感じ。
「せんべろのメニュー」
まずはこれでいきましょう。
Cセットにしました。
「芋焼酎(大隅)」
まずは芋焼酎をロックで。
暫くすると焼鳥3本セットのうちの「かわ」が運ばれてきました。
「名物!牛カルビ串&焼鳥2本」
この牛カルビ串がとてもおいしかったです。
さすが肉屋の立呑屋というだけのことはあるとても価値ある串でした。
また単品で注文すると190円という価格も泣かせます。
おすすめメニューというボードを持ってきていただきました。
「レバテキ」
すっかり気分を良くしたので、おすすめメニューから追加注文をいくつかしました。
このレバテキ、とても新鮮さを感じられる旨さでした。
「名物!牛カルビ串」
感動ものの牛カルビ串を再び。
「てっちゃん」
2杯目の焼酎。焼酎にはやはりホルモンがいいです。
「蒸し豚」
ラストは蒸し豚。
チョジャンてなんやろ?
「生センマイなんかと一緒に食べる赤い酢味噌ですわ。蒸し豚にはこれやと思てます!」
なるほど、チョジャンと蒸し豚、よく合います。
大満足。
今度は夜に来たいなあと思いつつ、店を出ました。
「近鉄針中野駅」
駒川商店街は近鉄(南大阪線)でもアクセス可能です。
最寄駅は針中野。
鉄にはおなじみの有名駅なのです。
何が有名なのか?
それは駅名の由来です。
その駅名の由来となった場所へ行ったことがなかったので、見に行くことにしました。
まずは駅の東側にある昭和レトロな建物をくぐり抜けていきます。
住宅街を歩くこと2-3分。
駅名の由来となった中野鍼灸院に到着。
大正時代に中野鍼灸院の当主が、鉄道(大阪鉄道)の開通に尽力したとして、そのお礼にと最寄り駅の名前を「針中野」にしたといわれています。
とても時代を感じさせる立派な建物ですが、それもそのはず、国の登録有形文化財にもなっているそうです。
道標にも名前がありますね。