週末ごとの旅行者

週末+1か+2でアジアへ。Skyteamメンバーのチャイナエアラインで上級会員を目指します。

静岡:静岡ぶらりまち歩き

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APR/2022

 

静岡県というものはどの地方(地域)に分類するのが、しっくりくるのでしょうか。

九州や四国、北海道は明確。

本州の中でも、東北地方や中国地方はかなり明確です。

関東や近畿も、まずまず明確だと思われます。

やっかいなのは、こうした地方(地域)区分における中部地方。

とうていひと括りにできるようなものではなく、その中には東海地方、北陸地方、そして甲信越などさまざまな区別の仕方があります。

しかし静岡県というものは、その細分化された地方のどれにも当てはまりそうもありません。

あえていうならば東海地方でしょうが、東海3県とは距離もあり、文化的一帯性を見出すことは困難だと思われます。

 

そんなことを考えながら、静岡駅に降り立ちました。

駅では国民的キャラクターが出迎えてくれます。
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「静岡鉄道」

昔の清水市こと、静岡市清水区へラッピング電車に乗って向かいました。

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とりあえず聖地巡礼をして、またすぐに「静岡」に戻ります。

どうしても清水を静岡市だと思うことができません。子どものころに学んだ地名が頭の中に頑固に残っていて、平成の大合併を受け入れることができないでいます。
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「ホテルアソシア静岡」

静岡駅前にある JR 東海ホテルズのホテルアソシア静岡に宿泊しました。
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部屋は可もなく不可もなく。

JR ホテルグループにも会員制度があることを知りました。会員種別は平会員とゴールド会員の2種類。上級会員であるゴールド会員になるとどうなるのでしょうか?

・獲得ポイントアップ

・レイトチェックアウト(12時〜13時)

・宿泊料金割引(10〜20%)

ショボすぎます…

こんなメンバーシップ制度でホテル修行をしてる方がいるとしたら、ある意味尊敬します。
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JR グループのホテルだけあって、駅直結が魅力です。
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少し休憩をして、外に出かけました。

 

「静岡おでん」

昔ながらの静岡おでんを食べたいと思って、ここ「大やきいも」へたどりつきました。
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店内はなんともレトロ。

そして広い店内の片すみにおでん鍋がありました。
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黒はんぺんやす巻きといった静岡おでんならではの具材があるところが楽しいですね。

ダシ粉をかけるのか、それともからしをつけるのか、いやいやそのどちらもでしょうか。

お好みでしょうが、私は近畿の人間です。

からしだけがよかったです。

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お店の名前にもなっている焼き芋。

こちらも焼き上がりのほくほくを狙っていただきました。
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おにぎりなどはこちらのカウンターで。

紙に注文を書いて、手渡すスタイルです。
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おにぎりと呼ばずに裸の大将みたいにおむすびと呼びたいぬくもりを感じられるものでした。
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「駿府城」

各国に府中はあれど、○府と呼ぶのは、甲府、防府、そしてここ駿府ぐらいでしょうか。

※長府もありました(2022.5.31追記)

他にもあるのかもしれませんが、寡聞にして存じませんので、失礼があればご容赦願います。

江戸幕府にとって特別な土地であった駿府。

徳川家康が大御所となってからは、この地で過ごすため、天下普請により立派な城郭となったようです。

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中堀の内側にあたる本丸と二の丸跡が駿府城公園となっていますので、ぐるりと歩いてみました。

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町の真ん中に緑があるっていうのはいいものですね。
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「駿府城ラン&リフレッシュステーション」

駿府城の周りは2km弱なのだそうです。

ランナーたちのための施設は2018年にオープンしたそうで、まだ新しくてきれいです。

今の時代、お城というのは、どこも絶好のランニングコースになるようです。
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「しずチカ茶店(一茶)」

静岡駅からの地下街を歩いていると、日本茶カフェを見つけました。

静岡茶商工業協同組合が運営する日本茶カフェです。組合加盟の約50社のお茶が一堂に集まり、週替わりで3種類を「本日のお茶」として紹介。その中から好きなお茶を選び、お茶菓子または上生菓子と一緒に味わえます。

1煎目はスタッフが丁寧にいれてくれ、2煎目以降は自分で急須に湯を注ぎ、お茶をいれていただきます。

スタッフが美味しいいれ方を教えてくれるので、手軽に急須を使ったお茶を楽しめるのが魅力です。約50社の茶匠が選りすぐった茶葉をワンコインで購入できる、物販コーナーも人気があります。

ちょうど新茶の季節です。

ちょっと寄っていくことにしました。

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アイスウーロン茶の甘い香りと爽やかな味わいでとてもよかったです。
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「寿し市」

晩ごはんはしずまえ(静岡市の前浜)の魚を食べてみたいと、お寿司屋さんを訪れました。

ホテルから歩いていける距離ですが、大雨になりましたのでタクシーを利用しました。

 

「お造り盛合せ」

しずまえの魚を中心にお造りにしていただきました。

このしずまえという言葉は、昔からあるわけではなく、静岡市が最近提唱しはじめたものだそうです。
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「いわし巻き」

青魚好きなのでたまらない一品。

お酒が進むことも間違いありません。
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焼き上がったばかりのたまご。
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「赤貝なめろう」

はじめていただきました。

貝をなめろうにすることもあるんですね。
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「焼き/鰆」

鰆は焼きにしていただきました。f:id:nawatchy:20220504073343j:image

「握り/金目鯛」

こちらはしずまえではなく、たしか遠州あたりで獲れたものだったと思います。
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「握り/鯵」

見目麗しい鯵。

今の時期ならではですね。
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「握り/槍烏賊」
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「巻物/カワハギ」

肝の甘さがたまりません。
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出逢ったお店は、それぞれ人情味の溢れるところばかりでした。

とてもいい印象が残った静岡の旅でした。