AUG/2024
Lotus Lounge へ行き、深夜便に備えてシャワーを浴びることにします。
受付でボーディングパスと引き換えに、バスタオルとソープの入った籠を受け取ります。
トイレの奥にあるシャワーブースは2つありましたが、どちらも空いていました。
シャワーを浴びてすっきりした後は、ピンクグァバジュースでほっとひと息。
ふと窓の外を見ると、真っ暗な闇の中、誘導灯が煌々と輝いています。
ラウンジを見渡せば、旅人もラウンジで働いている人たちも皆、どこか疲れている様子に映ります。
こうした深夜の空港にいると、なぜか一抹の寂しさがこみ上げてきます。
深夜の空港の持つ雰囲気が旅の終わりを強く意識させるからなのかもしれません。
でも僕の旅のスタイルからすれば、またすぐに旅に出かけるし、この空港にもそう遠くない時期にやってくるはずなんですけどね。
「Aircraft/B78X」
搭乗ゲートは18番でした。
搭乗開始時刻(22:55)は、出発50分前とかなり早めの設定でしたので、出発40分前ぐらに到着するようにしてラウンジを出ました。
しかし、搭乗開始予定時刻をかなり過ぎても、搭乗が開始されません。
今回、ベトナム航空に4回搭乗することになってますが、いちばん遅れてほしくないのがこの便です。
スケジュールどおりだと、06:40 にインチョン到着後、08:15dep の OZ122 に乗り継ぐので、乗継時間は01時間35分しかありません。
ちなみに MCT(T1→T1) は、01時間10分とされています。
ゲート前で待つこと40分ばかり。ようやく搭乗が開始されました。
「Welcome Drink/Champagne」
待ちくたびれてからの、かけつけの一杯。
あとは早く出発してほしいところですが、搭乗が完了してドアクローズしたものの、プッシュバックがなかなか始まりません。
イライラしても仕方ありませんが、なんとも落ち着きません。
アメニティポーチは CERRUTI に変更になりました。
結局、定刻(23:45)より約45分も遅れて、00:31 に出発をして、タンソンニャット空港を、00:37 に離陸しました。
「Supper」
ミールサービスが開始されました。
「Starter/Avocado salsa, Caprese salad」
夜食とはいえ、手抜きなしの前菜からはじまります。
「Garlic Bread」
「White Wine/Bestheim Riesling Rayon de Lune(FR) 」
「Main course/Pan-fried chicken thigh with mushroom sauce, potatoes au gratin」
メイン料理は、鶏もも肉のソテーを選択しました。
同じ Asian & Western style のもうひとつのメインは次のとおり。
・南ベトナム風の牛煮込み麺
韓式のメイン料理は次のふたつがありました。
・Korean black bean sauce noodles(韓式ジャージャー麺)
・蝦粥
「Dessert/Blueberry cream cake」
食べていないので、味はわかりません。
「Crusty farmer roll」
デザートのかわりにパンをいただいて、赤ワインを楽しむことにしました。
「Red Wine/Château Lalande de Gravet Saint-Émilion Grand Cru(FR)」
しっかりめのボディながら重すぎない。
真夜中にしっとりと飲むにはいい赤ワインではないでしょうか。
出発時間がかなり遅れたことにイライラしていましたが、こうして食事をとり、ワインを飲んでいると、そんなことはどうでもよくなります。
なるようになるだろうと気持ちが大きくなり、逆に満たされた気持ちにさえなってきました。
単純なものです。
食事を終えたのは、海南島あたりにさしかかったあたりでした。
ここからは夢の中へ。
ICN には、07:16 に着陸をして、定刻(06:40)より約40分遅れて、07:21 に到着しました。
天候は晴れ、気温は27℃。
乗継便の出発時間は、08:15 なので少し急いで降機したところ、名前の書かれたサインボードを持ったアシアナのスタッフが待っていてくれました。
そのスタッフの誘導のもと、ターミナルを移動。おかげで余裕を持って、乗り継ぐことができました。