MAY/2017
セキュリティチェックを通り、3階へ降りると出発フロアになっていました。
出発ゲートは、23番に変更になっていました。
近くにあるラウンジはどこですか?と尋ねると、Blues というラウンジを案内されました。
エレベーターで4階へ上がります。
はっきりいって狭いラウンジです。
また利用者もそこそこいて、なんか落ち着かない感じです。
でも、そんなに待ち時間もないですから、ここで腰を落ち着けることにしました。
まあ最低限のものはあります。
ハムだけでこんなにも種類があるんですね。
慣れない空港ですので、少し早めに搭乗ゲートに向かいます。
あちこちにあるロシア語表記を物珍しく眺めながら歩いていきました。
搭乗はまだはじまっていません。
どこのゲートも人が溢れています。
待合いが狭いんですよね、きっと。
古い空港なので、いろいろなものが前時代的なようです。
搭乗機は A320 です。
ビジネスキャビンは20席ありましたが、そのうち2名しか利用客はいませんでした。
スパークリングワインをいただきます。
ロシアというと、どうしてもグレーとか暗めの色を想像してしまいますが、そのイメージを払拭するかのように明るい色めのデザインが多く使われています。
The Moscow Times を配ってもらえました。
気になったのはこの広告。
責任は持てませんと書いてあります。
お固いと思っていたロシアに、人間味を感じた広告でした。
メニューが配られました。
Preference を記入して渡すという方式です。
メニューには、料理内容とともに、たんぱく質や脂質、カロリーなどの情報も添えられています。
大した混雑もなく、SVO を離陸。
母なるロシアの大地が小さくなっていきます。
機内誌はオールロシア語で、まったくわかりません。
すっかり気に入ったアエロフロート。
アエロフロートボーナスのシステムが気になります。
安定飛行になると、すぐに機内食が運ばれてきました。
「Cold Snack/Chicken roll with Prunes(254kcal)」
「Main course/Julienne with chicken and mushrooms(174kcal)」
メニューを見たときには、どんな料理なのかさっぱりわからなかった一品です。
Julienne とは、千切りらしいですね。知りませんでした。
スープ(コンソメ?)がとてもおいしくて、それが鶏とマッシュルームと非常にいいコンビネーションとなっていました。
「Wine/Trentino-Alto Adige,Italy」
白の Semi-dry にしました。
こちらのほうが好みかもしれません。
カトラリーの裏には、アエロフロートの刻印。
「Dessert/Vanilla ice cream with chocolate shaving and almonds(196kcal)」
食後は Tea を。
降下していくと、はじめて見るポーランドの大地が広がっています。
Warsaw の街まで、そう遠くはない空港のようです。
「Frederic Chopin と名付けられた空港に到着しました。モスクワとワルシャワの間にはマイナス1時間の時差があります。現在の時刻は 18:58、気温は12℃です」
こんなアナウンスが 流れました。
そう空港の名前は Frederic Chopin。
どこか牧歌的な空港でした。