DEC/2021
4年ぶりに宮崎へ行くことにしました。
NH505(ITM 13:30dep)にて、伊丹を飛び立ちます。
「高知上空」
冬らしく澄んだ空気のもと、景色がとてもきれいに見えました。
空港に到着後、フェニックス・シーガイア・リゾートへ向かおうとバス乗り場へ向かいました。
うん?バスの出発時刻の案内がない。
バス案内所で尋ねたところ、シーガイア行きのバスは運休中とのこと。
え!?嘘やろ。
事前に空港から直行バスがあることを確認したつもりでしたが、運休中であることを見落としたようです。
仕方ありません。
宮崎駅まで電車で行ってそこからバスまたはタクシーにするか、空港からタクシーで向かうか。
安く行くには前者でしょうけど、ホテルでのアクティビティを予約していることもあり、空港からタクシーを利用することにしました。
4,900円しました。
12kmちょっとの距離なのに、日本のタクシーは高いですね。
「フェニックス・シーガイア・リゾート」
かつての宮崎シーガイア。
リゾート法第1号指定として鳴り物入りでオープンして、その巨大さ、豪華さをアピールしていたのを覚えています。
構想されたのがバブル真っ只中でしたので、他の類似施設と同様、収支は計画どおりにいかず、巨大な赤字を垂れ流し、第3セクターとしては過去最大の負債を抱えて会社更生法適用案件となりました。
その後、ホテルはシェラトンとして生まれ変わりました。
「レセプション」
ホテルの入り口で名前を告げるとクラブラウンジでのチェックインを案内されました。
見ると、チェックインカウンターは長蛇の列ができています。
到着したのは15時過ぎだったので、混み合う時間帯だったのかもしれませんが、ちょっと異様な感じです。
話を伺うと、ホテルはほぼ満室だそうです。
「ジモ・ミヤ・タビキャンペーン」という宮崎県民限定の県内旅行促進策の利用者がたいへん多いとのことでした。
※写真は翌日に撮影しました。
「シェラトンラウンジ」
ラウンジは36階にありました。
窓からは海が一望となっていて、とてもきれいでした。
「コーナーツイン(71㎡)」
アサインされたのは17階にあるコーナーツイン。
最安値部屋スタンダードツインを予約していましたので、少しアップグレードをしていただけたようです。
窓からは海(日向灘)とゴルフコース。
「ソファー」
無料のボトル水は4本ありました。
「ワーキングデスク」
「TV/SHARP」
部屋の大きさの割にはかなり小さな画面でした。
冷蔵庫の中は空っぽ。
「クローゼット」
「水まわり」
水まわりはこちらです。
アメニティはシェラトン標準。
「浴室」
平成初期のバブルの残り香が漂っています。
「トイレ」
部屋は広く、シェラトンなりの改装はされているものの、バブル期の古臭さが漂っているのを否めないと感じました。
「水辺のガゼボ」
プールサイドにはグランピング気分を味わうことのできる「水辺のガゼボ」と名付けられた施設があります。
公式 WEB PAGE には次のように案内がされています。
グランピング気分で仲間と語らうひとときを
季節によってインテリアが変わる水辺のガゼボでは、南国リゾートを想わせる多彩な植物やプールを臨めます。
ゲームを楽しんだり、本を読んだり、ピクニックバスケットでパーティー気分など、思い思いにゆったりとお過ごしいただけます。
事前にこちらを予約して、利用してみました。
掘りごたつのあるテント。
率直な感想です。
なんとも微妙な場所でした。
「アクティビティセンター」
いろいろとアクティビティが充実しているのが、このシーガイア・リゾート。
こちらのアクティビティセンターで、申し込みができます。
個人的には、自転車を借りてみたいと思いました。
ただクロスバイクの利用料は、1,000円/hとのことでかなり割高です。
「イブニングカクテル」
イブニングカクテルにも顔を出してみました。
混雑回避のためでしょう。
17:00-18:30 と 18:30-20:00 までの2部制となっていました。
カナッペはセットされて提供されるようになっていました。
シャンパンを2杯ばかり。
さあ、晩ご飯に出かけましょう。
「ニシタチ」
宮崎市で1番の繁華街は、飲食店が立ち並ぶ西橘通り(通称ニシタチ)を中心とした一帯のようです。
非常に渋滞しておりましたので、少し手前の場所でタクシーを降りて、目的のお店へと向かいました。
「ぐんけい本店隠蔵本店」
宮崎地頭鶏を楽しめるお店を予約していました。
もちろん炭火を使って網の上で焼く宮崎スタイル。
これが好きなんですよねぇ。
「お刺身三点盛(ハーフ)」
ささみ、むねみ、砂ズリ。
砂ズリが特に良かったです。
「芋焼酎/日向木挽」
「プレミアムもも焼き(中)」
これこれ。
なんとも香ばしい香りは炭火焼ならでは。
この弾力のあるもも肉がいいですね。
柔らかいや甘いだけをありがたがる風潮にはドロップキックです。
「おにぎり」
みやざき太陽米というブランドのお米を使用したおにぎり。
「冷汁ぶっかけ飯」
〆はこちらで。
「フルーツ大野」
タクシーの運転手さんに「おいしいから行くといいよ」と教えていただいたお店。
フルーツはもちろんのこと、季節のフルーツをふんだんに使用したジュースやスイーツがおすすめらしいです。
ただあいにく本店でのそうしたものの提供は休止中で、支店でのみ提供しているとのこと。
その支店のほうへ行ってみると、たいへんな行列でしたので、本店でフルーツサンドのみを購入してみました。
たしかにおいしかったですね。
たくさん食べて飲んだはずでしたが、こうしたものは別腹のようです。
「Starling Winter〜星降るガーデン〜」
ホテルに戻り、ガーデンエリアへ。
夜になると、ガーデンエリアには約30,000個のLED照明やランタンが灯ります。
とてもきれいでした。
温泉施設「松泉宮」
シーガイア内には大きな温泉施設があります。
前の湯「新月」、奥の湯「月読」、そして貸切温泉「離れ湯」。
たいへん雰囲気も良く快適な温泉施設ですが、宿泊した日はほぼ満室という状況だったため、温泉も少々込み合っていました。
男性用は待ち時間はありませんでしたが、女性用は行列ができていましたので、混雑時を避ける工夫が必要かもしれません。
写真は奥の湯「月読」へと続く回廊です。
「パインテラス」
朝食は1階にあるダイニングを利用しました。
08時15分に行ったところ、約20分ほど待つ必要があるとのこと。
別会場も用意されているとのことでしたが、こちらで待つことにしました。
「ジモ・ミヤ・タビキャンペーン」恐るべし。
ようやく席が空いて、中へ案内をされました。
「エッグステーション」
フライドエッグやスクランブルエッグは作り置きとなっているので、オムレツのための行列でした。
行列に並ぶなんて辟易しますので、こんなのはパスです。
普通にまずまず種類が多いという感じの朝食ブッフェです。
こんなもんでしょう。
こんなに人がいっぱいならば、ラウンジで良かったかもしれません。
「だし茶漬け」
特によかったと感じたのは、こちらのだし茶漬けでした。
朝食後は朝風呂へ。
通常のチェックアウト時間は11時00分ですので、10時00分をまわってからいくとガラガラです。
なんとも優雅でいい時間。
レイトチェックアウトする者の特権ですね。
古いんじゃないのかな?
正直、そんなふうにあまり期待していませんでした。
たしかにハード面はそう感じさせるところもありますが、そうしたところをカバーするようにいろいろとアップデートされていました。
またホテルにはたくさんの施設やアクティビティがあります。
1泊ではなく、せめて2泊ぐらいはしないともったいない。
そして2泊以上するならば、レンタカーは必須。
近隣を巡るにも便利でしょう。
そのように感じました。