週末ごとの旅行者

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兵庫県てなんやねん(摂津伊丹)

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JAN/2022

 

兵庫県を構成するかつての5つの旧国を訪ねるべく今回選んだ場所は摂津伊丹。

大阪国際空港こと伊丹空港は、その敷地のかなりの部分は兵庫県伊丹市となっています。

たいへん身近なはずなのに、伊丹の町へ行ったことがありません。

 

調べてみると阪急とJR、それぞれに伊丹駅という駅があります。

どちらが町の中心にあるのでしょう?

2つの駅はそう離れているわけではありませんが、阪急伊丹駅のほうがいくぶん町の中心にあるようです。

 

まずは阪急梅田駅から神戸線に乗ります。

もちろん阪急なので7"号線"です。

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「阪急伊丹線」

塚口で伊丹線に乗り換えます。

阪急にいくつかある盲腸線のうちの1つです。
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「阪急伊丹駅」

塚口からたった3駅(3.1km)で終点の伊丹駅に到着。

沿線はなんの面白みもなかったです。

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駅を利用する人たちは、なんとなく阪急沿線らしい上品さを感じました。

というのは、まったくの嘘。

こちとら下町の鉄道沿線に住んでおりますので、「阪急?なんぼのもんじゃい」と腹の中で思っております。

 

「ひがし商店街」

駅の東には商店街が伸びていました。
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「立ち飲み」

朝から飲める立ち飲み屋がありました。

看板にはもちろん伊丹のお酒「白雪」の名前があります。
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そう。

伊丹は酒の町。

古くは酒蔵が数多く立ち並び、酒造業が盛んでした。

伊丹の酒は「伊丹諸白」と呼ばれ、「灘の生一本」とともに江戸への下り酒として、その上質さによりたいへん人気だったそうです。

しかし、灘の酒の人気が高まるにつれ、「剣菱」や「松竹梅」など多くの伊丹発祥の酒蔵は、灘などに移転、または買収されていき、伊丹の酒造業は衰退していったそうです。

そして現在は2軒の酒蔵だけが残っています。f:id:nawatchy:20220104230626j:image

「酒蔵通り」

酒は白雪で知られる小西酒造の酒蔵を利用したレストランやミュージアムなどがあり、落ち着いた雰囲気の通りとなっています。

多くの飲食店などの店舗が集まっていますので、まち歩きするのも楽しかったです。
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「伊丹城跡」

荒木村重によって改修され、有岡城と改称されました。

その後廃城となりましたので、ちょっとした遺構が残るのみとなっています。

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かつての堀跡が公園となっており、小さな子たちの遊び場になっているあたり、時代の流れを感じます。
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「イオンモール伊丹」

JR伊丹駅のすぐ横には巨大なイオンモール。

東洋ゴム工場跡地が巨大なショッピングモールとなりました。

もともとJR伊丹駅周辺は、旧市街から少し離れていて工業地帯だったようです。

しかし今では立派な商業地へと生まれかわりました。
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屋上の駐車場から伊丹空港を臨みます。

猪名川を越えた向こうに、伊丹空港があることがわかります。
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「ハンバーグ&ステーキ LOG's」

肉のいい匂いが店の外までしていました。

匂いに引き寄せられるように店の前にあるメニューを見ると、ハンバーグが看板料理のようです。

おなかもへっていたので、がっつり食べたいなぁと入ることにしました。
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「ログコンボ」

ハンバーグも海老フライもステーキも。

とても欲張りなメニューを選びました。正月明けでしたので、こうしたものに飢えていたように思います。
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なかなかの人気店だったようです。

たしかにどれもおいしかったです。
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「昆陽池」

ランチを終えて、バスに乗り昆陽池へと向かいました。

野鳥の楽園として有名な昆陽池。

渡り鳥の飛来地であるため、秋から冬にかけては、多くの水鳥が飛来します。

そのため、たくさんの野鳥愛好家が訪れることで有名です。

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野鳥愛好家だけでなく、単に写真を趣味にしている人たちにとっても、この昆陽池へ写真を撮りにいく人も多いと思われます。

私も写真教室へ通っていたころに、この昆陽池へ撮影実習にきたことがあります。

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またこの昆陽池は飛行機好きにはお馴染みですね。

伊丹空港を離陸すると、左手に日本列島の見える池です。

阪神間の幹線から外れたところに位置するために少し取り残されたかのような感じがする町でした。

華やかというよりも、落ち着いた町。

それが伊丹の印象です。

www.ci173weekender.com

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