MAR/2020
SFC 修行といえば、OKA-SIN。
そんな時代の修行僧です。
その頃ならば、数多アップされていたであろう シンガポール路線ですが、最近はそれほど多くは見かけません。
そんな路線に今回は搭乗してきました。
BKK からチャンギ空港に到着。
乗継時間は約2時間あるので、ちょっとターミナル内をぶらぶらしてみました。
「TWG」
仕事の繁忙期にお世話になった人たちへのお礼の品を購入するために立ち寄りました。
店員はかなり商売熱心でした。
「お土産をさがしているんだけど」
「うちの看板商品はこちらよ」
「じゃ、これを2つもらおうかな」
「今プロモーションをやってるので、4つ買えば2つプレゼントしますよ」
「トータルでいくらになるの?」
「130ドルよ」
「そんなにするんだったら4個もいらない。2個だけ買うよ」
「わかった。じゃ1個プレゼントするわね」
(なんだ、2個につき1個くれるんじゃないか…)
「10ドルのバウチャーが出てきたわ。今日まで有効だから何かに使ったら?」
(まだ買わす気か…)
「じゃ、1番小さいマカロンをもらおうかな」
「いい買い方ね。追加1ドルだけでいいわ」
結局、得したのか、損したのか、わかりません。
いや、すべては彼女の手の内なのでしょう。
出発は Terminal2。
Terminal2 まで歩いて、そこでどこかにラウンジがないかを探します。
「SilverKris Lounge」
ちょうど、SQ ラウンジがあったのでそちらへ。
やはり、こちらもラウンジの中はガラガラ。
オレンジジュースだけをいただいて、搭乗を待ちました。
「Aircraft/B789」
搭乗ゲートは F33。
マレースタイルともいうべきゲート前での手荷物検査を終え、搭乗開始を待ちます。
出発30分前の 21:50 を少し過ぎた頃、搭乗が開始されました。
1-2-1のアブレスト。
窓側のシートを指定していました。
機内はスカスカ。
それもそのはず。ほんの数日前にシンガポールは海外からの入国に対して厳しい制限を課すことになりました。
このときはトランジットは可能だったのですが、今はトランジットすら許可されないようです。(03月29日現在)
「アメニティーバッグ」
和柄な巾着がシートに置かれていました。
中はとても貧相。
なんなんだろうこの安っぽさ。
往路の TG のアメニティーと比較すれば、まったくのショボショボ。安っぽさが際立ちます。
「マットレス」
こちらはシートに置いて横になると、寝心地が良かったです。
ウェルカムドリンクなんてものはなく、定刻(22:20)よりも少し早い 22:17 に出発をして、チャンギ空港を 22:33 に離陸しました。
「芋焼酎/川越(宮崎)」
巡航高度に達してから、ドリンクと軽食のオーダーをとりにこられたので、芋焼酎とアミューズを数種類いただくことにしました。
芋焼酎はなかなか好みの味。
アミューズは次の4種類がメニューにありました。
・くるみ アーモンドとレーズン
・メロンの生ハム包み
・ゴーダチーズとドライアプリコット
・海老のソテー ハーブソース
搭乗客が少ないこともあって、キャビンクルーのサービスはかなり濃密でした。
焼酎のグラスが空きかけたりアミューズがなくなると、すかさず「追加はいかがですか?」と尋ねにこられます。
ただ、まだ22時20分という時間の出発なのにミールサービスはなし。
知ってはいましたが、なんだかなぁという感じです。
いつも利用している CX や CI ではこれより遅い時間の出発でも、ちゃんとミールサービスがあるものですから「それより高い運賃のくせに手抜きしやがって」と心の中で憤慨。
そりゃあ朝食は出ますけど、夕食と朝食ではかかるコストと労力は全然違うはず。
だいたい朝食なんて、日本時間の朝4時ごろに出ますから、それなら夕食をとって朝食をスキップするほうがよほど生活のリズムにいいのにと思います。
「J-POP」
やはり J-POP が充実しています。
普段、J-POP を聞く機会はほとんどありませんけれども、数少ない知っている曲の中から選択。
酔いもまわって、いつの間にかぐっすりと寝てしまいました。
「朝食」
食べないでおこうと思いましたが、目が覚めたので朝食をいただくことにしました。
和洋ありますが、洋食はやはりオムレツです。
オムレツは重たく感じますので、和朝食を選択しました。
「オレンジジュース」
「フルーツ」
普通においしくいただきました。
「前菜/胡麻豆腐、穴子八幡巻き、鶏松風、磯巻き玉子」
どれもまずまずといったところ。
「主菜/白身魚の大根おろし餡、白御飯」
なんの白身魚なんでしょうか。
まったく味がしないだけでなく、身はパサパサ。ひどい代物でした。
「味噌汁」
この味噌汁もほとんど味噌の風味なんてしませんし、味そのものも薄くて全然おいしくなかったです。
朝食全体をとおして1番おいしかったのは白御飯でしょうか。
いくら日系といっても、機内食の和食はやはりダメだなぁと。
コンビニ弁当のレベルにもありません。
食事を終えて再び横になりました。
降下を開始しはじめたので、窓の外を見ると空が明るくなりはじめています。
羽田空港には、05:24 に着陸をして、ターミナルには 05:31 に到着しました。
天気は曇り、気温は12℃。
春の訪れを感じる朝でした。