APR/2016
チャイナエアライン*1の会員制度である「ダイナスティフライヤープログラム(DFP)」で、上級会員になるためのいわゆる修行をしています。
まだまだ平会員(2016年09月現在)ですのでどこまで理解できているのか危ういですが、この DFP の会員制度を簡単に紹介させていただこうと思います。
会員種別は、パラゴン、エメラルド、ゴールド、ダイナスティ、以上の4つに区分されています。
パラゴンが最上級会員、ダイナスティがいわゆる平会員です。
オンライン等で入会すれば、即ダイナスティ会員となります。
そのため特段めぼしい特典はないと思います。
特典は公式ページのものを転載させていただきます。
JAL や ANA などの会員区分などに詳しい方ならば、それぞれ対応関係を理解しやすいと思います。
(1)パラゴン=ダイヤモンド
(2)エメラルド=JAL サファイア・ANA プラチナ
(3)ゴールド=JAL クリスタル・ANA ブロンズ
(4)ダイナスティ=平会員
上記のような感じだと思います。
JAL や ANA の会員特典と大きな違いがあるのは、ゴールド会員特典ではないかと思います。
自社便利用時のみとはいえ、手荷物の優先扱いとラウンジ利用(本人のみ)が可となります。
この二つの特典が一番嬉しいです。
JAL クリスタルや ANA ブロンズにはこの二つの特典はなく*2、もう一つ上のサファイアかプラチナに達しないと与えられません。
またチャイナエアは、三大アライアンスのうち「スカイチーム」に属していますので、上級会員になるとスカイチーム共通の会員資格も得られることとなります。
パラゴンとエメラルドはエリートプラス、ゴールドはエリートとなります。
同じような会員種別のスターアライアンスでいえば、エリートプラスがスターアライアンスゴールド、エリートがスターアライアンスシルバーという位置づけかと思います。
僕自身のマイレージ会員履歴は、SFC やデルタゴールド(アメックスデルタによるもの)も保有しているものの、メインは JAL からキャセイへとワンワールド一本で来ているので、正直なところスカイチームのことはよくわかっていません。
そんな中、例のマルコポーロクラブ制度改訂によって、キャセイをいったん離れてみようと思いました。
JAL や ANA に戻るという選択もありましたが、もういまさらなあという気持ちになってしまいました。
これは相性の問題でしょうけど。
また会員数が増加し続ける JGC と SFC では、サファイア会員やプラチナ会員が利用できるビジネスラウンジは大変混み合いますし、プライオリティタグや優先搭乗などは、最早意味をなさなくなってきています。
僕の場合は国内も海外も出張には縁がないため、会社の経費でマイルや FOP、PP を稼ぐこともできないので、サファイヤかプラチナがせいぜいです。
そこで JAL と ANA がいない、第三のアライアンス「スカイチーム」で自分の利用形態に合ったエアラインを探してみようと思いました。
大韓航空、中国東方航空、中国南方航空、厦門航空、ベトナム航空、ガルーダインドネシア航空、そして中華航空(チャイナエアライン)
いろいろとあるものですが、日本から東南アジアへの乗継が便利な会社となると絞られます。
またこれらの航空会社を利用するにあたって、既に持ってるデルタのゴールドステータスがスカイチームエリートプラスなわけですから、その資格を使って乗れば修行する必要もなくなります。
でも自社上級会員への扱いと他社上級会員への扱いに温度差があることも事実ですから、よく利用する航空会社で上級会員になっておきたいと考えました。
とはいえその扱いの温度差がどれほどのものなのか未知数ですので、チャイナエアでまずはゴールドを、そしてゴールドに到達して特典を体験してみて、それ以上を目指す価値があると感じることができれば、エメラルドを目指そうと思っています。