OCT/2017
1.本町市場
新潟市民の台所として親しまれているという「本町(ほんちょう)市場」を訪れてみました。
商店街の中に露店も出店しています。
アーケードを入ってすぐにあった食品センター。
中には、魚屋を中心に惣菜屋なども入っており、昭和のときに多く見られた公設市場のような雰囲気を残しています。
こんなモーニングメニューもありました。
ここで朝食を食べればよかったなあと少し後悔。
この本町食品センター以外にも、魚屋や食品センターがいくつも軒を並べていました。
そこで地元の人たちが惣菜を買い求めている姿が目につきました。
見てみると、さまざまな惣菜が非常に値打ちに提供されているようです。
今も地元の人たちに利用されている様子が窺えました。
2.にいがた人情横丁
本町市場のアーケードを出たところにあるのが、この「にいがた人情横丁」です。
なんとまあ、レトロというか、古びた感じの横丁です。
だいたい「横丁」なんて日本語、普段はもう使わないですよね。
160mほどの新津屋小路沿いに、食品を扱うお店や雑貨を取り扱うお店、また飲食店など、雑多なお店が並んでいます。
ブラタモリの新潟編でも、紹介されたようです。
3.BRT
さて、古くからの新潟の町を探索した後は、またホテルのほうへと戻ります。
BRT*1のバス停がありました。
「萬代橋ライン」という名称で、新潟駅から青山までの約7kmを運行しているそうです。
ここ新潟市は、地下鉄やトラムなどの都市交通システムはなく、この BRT が唯一の都市交通システムらしきもののようです。
でも…
BRT なのに、専用レーンがないんです。
こんなので BRT と呼べるの?
調べてみると、専用レーンがないことから遅延もよく発生しているそうです。
ただ、新潟駅から古町までの専用レーン整備を急いでいるという記事を見かけました。
万代橋を渡っていると BRT のバスを見かけました。
オーストラリアのボルグレン社製のバスとのこと。
洒落た感じですね。
連接バスなのですが、「後乗り・前降り」で降車時に料金を支払うようになっているようです。
それだと結局降車時に混み合うでしょうから、せっかく大量輸送ができる連接バスなのに、そのメリットがそがれてしまうと思うのですが。
なんともツッコミどころ満載の新潟の BRT ですが、後発組の利点を活かして画期的で全国の模範となるような都市交通システムになればいいですね。
*1:BRTとは「Bus Rapid Transit」の略。専用道路を走行することにより、定時運行と大量輸送を可能にするシステムのこと。