JUN/2018
台湾高鐵「桃園駅」からは、MRT で桃園空港に向かいました。
台湾高鐵「桃園駅」とMRT「高鐵桃園駅」とは連絡通路で結ばれていましたので、迷うことなく乗り換えることができました。
BR はターミナル2発着ですので、桃園駅からは5駅(約15分)です。
BR チェックインカウンターでボーディングパスを受け取り、出国手続きを済ませます。
保安検査と出国審査のどちらも少々混雑していて、30分近く要しました。
搭乗時間まで2時間近くありますので、ラウンジへ行くことにします。
今回は、BR ラウンジではなく、SQ ラウンジで過ごすことにしました。
「Aircraft/A321」
搭乗ゲートは C6 でしたので、ラウンジからはすぐでした。
搭乗機を見ると行きと同じナローボディーの A321 です。
ハローキティの塗装がされています。
「Welcome Drink/Sparkling Wine」
ウェルカムドリンクは何にしますか?とクルーが訊ねてくれます。
Champagne ではなく、Sparkling Wine とのことです。
ドリンクメニューを見ると、Champagne は Rose でしたので、ウェルカムドリンク用の Sparkling Wine を搭載しているのでしょうか。
ヘッドセットはなかなか立派なものが用意されていました。
「スリッパ」
ここでも Kitty がデザインされています。
「Menu」
食事は3種類(和食、中華、洋食)から選ぶことができました。
・和食(京料理なかむら監修)
・中華(蒸し鶏のスープ麺)
・洋食(ポークフィレ肉)
機内では基本的に和食は選択しないと決めています。
そうすると中華か洋食になりますけど、中華の主菜が麺料理と貧相でしたので、洋食にしました。
「White Wine/Wairau River Pinot Gris 2016,Marlborough(NZ)」
New Zealand の Marlborough なので、てっきり Sauvignon Blanc だと思ったのですけれども、Pinot Gris でした。
香りはとてもフルーティー。
口当たりがよく爽やかな酸味が追いかけてきます。
あまり Pino Gris は飲まないのですけれども、いいワインだなあと感じました。
「前菜/タンドリ海老とアボカドディップ」
タンドリ海老というのが面白い。
はじめて食べましたがタンドーリらしい香ばしさが良かったです。
「パン」
いくつか選べましたが、ガーリックブレッドにしました。
「主菜/ポークフィレ肉のハーブ・チーズ詰め」
これも日本語訳が少し怪しいです(笑)
ただ味のほうは良くて、赤ワインとともにおいしくいただきました。
「Red Wine/Chateau Haut-Pezat 2014,Saint-Emilion Grand Cru,Bordeaux(FR)」
Merlot 80%、Cabernet Sauvignon 20% のワイン。
濃厚なアロマが香りますが、味はいたってまろやかでくどさはありません。
非常に飲みやすい赤ワインで、メインのポークにも合いました。
このほか飲まなかったものの Sherry や Port もリストにありました。
短距離路線ながら、なかなか侮れない品揃えです。
「Dessert/厳選シーズンのソルベ」
ちょっと怪しげというか、これもこの日本語じゃ伝わらないでしょう(笑)
「SEASON Artisan Pâtissier」という台北にある人気ブランドのものなのです。
BR のために特別につくられたシャーベットで、台湾産のドライグリーンマンゴーやグリーンアップルなどを材料としていて、さっぱりと爽やかな味でとてもおいしいものでした。
まだお店へ行ったことがないので、ぜひとも一度行ってみたいと思いました。
「Oolong Tea」
BR の烏龍茶はビジネスでもおいしくないです。
「獺祭」
少し飲みたりなかったので、もの珍しさもあり獺祭をいただきました。
爽やかな色合いのガラスのお猪口が目にも涼しげでいいですね。
BR は日本贔屓なエアラインだと感じます。
単なる贔屓だけでなく、実際に日本的なサービスに力を注いでいます。
和食メニューの力の入れようはなかなかのものだと思います。
トイレに行くとアメニティーはタイの HARNN で統一されていました。
このあとは酔いも手伝って、最終の着陸態勢に入りクルーに起こされるまで、寝入ってしまいました。
ふと見るとお土産のトランプが置かれています。
BR のビジネスにはじめて乗った感想としては、結構いいなあという印象です。
BR エコノミーとは違って、BR ビジネスはちょっと気に入りました。
個人的には、1番馴染みのないスターアライアンスですけれども、ぜひまた機会をつくって乗ってみたいエアラインとなりました。
KIX には、17時11分に着陸して、17時20分に到着しました。
日本は梅雨まっただ中。
梅雨らしい蒸し暑さを感じますが、台湾の猛烈な暑さに比べればなまっちょろいものです。