NOV/2020
いまだ訪れたことない富田林へでかけました。
大阪阿部野橋駅から近鉄で。
河内長野行きに乗れば乗り換えなしです。
ここ大阪阿部野橋駅も頭端式ホームとなっているので、とても好きな駅の1つです。
南大阪線から河内長野線へと走り、大阪阿部野橋駅から約30分で富田林駅に到着します。
駅前に観光案内所があったので、入ってみることにします。
こちらでまち歩きのための地図をいただき、まち歩きを開始しました。
「寺内町」
真宗の寺院を中心に形成された自治集落。
昔、地理の教科書には、この富田林が寺内町の代表格として紹介されていたものです。
「興正寺別院」
真宗興正派の寺院。このお寺が富田林寺内町の中核となる寺院です。
戦国時代の後半、京都興正寺の証秀上人が石川左岸の荒地を購入し、寺内町の開発に着手するとともに、この寺院を建設したそうです。
「城之門筋」
メインストリートとなっている城之門筋は、日本の道100選というものに選定されています。
行灯が置かれており、「富田林寺内町燈路」というイベントが行われるそうです。
ライトアップされると、さぞやきれいだろうなと思います。
また、この富田林寺内町は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
江戸時代以降の町家が多く残り、とても落ち着いた佇まいとなっています。
町家カフェ。
入っておりませんが、これもまた町にとけ込んでいます。
「じないまち展望広場」
地図にあった展望広場まで行ってみました。
どんな素晴らしい景色が見られるのだろうと期待していきましたが...
ショボすぎる...
ひろがっていたのは、雑然とした郊外のありふれた町の風景。
ただ彼方に見える山は、左は葛城、右は金剛。
大日本帝国海軍の空母と戦艦が並んでいて、山々だけがその威容を誇っていました。
富田林では良さげなレストランをみつけることができなかったので、阿倍野まで戻ってランチにしました。
「カレーショップ南十字星」
表通りのあべの筋から路地に入り、とある雑居ビルの地下にあるカレー屋さん。
元はスナックかなんかだったのでしょう。
その当時のそのままの内装で場末感がハンパありません。
「キーマカレー」
メニューはオリジナルキーマカレー(500 円)とスペシャルキーマカレー(700円/限定10食)の2種類。
とりあえずはオリジナルキーマカレーを注文します。
量は少々小ぶり。そしてお味のほうはまかないのカレーといった感じです。
でも決して悪くありません。
何よりこの値段(500円)でコーヒーまたは紅茶がついてきますので、文句なんて言えようはずがありません。
「梅田阪急コンコース」
ランチの後は、梅田まで出かけてお買い物。
阪急百貨店前のコンコースでは、クリスマスイルミネーションがとても華やか。
いかにも阪急らしいと感じさせる空間です。
梅田阪急のクリスマスイルミネーションもなかなかいいものですが、いつも12月には SAIGON へクリスマスイルミネーションを見に行ってたのになあと嘆息。
寂しさと虚しさがつのります。
「一誠」
夕方は堺筋本町にあるいつものお店へ。
バラエティ豊かなお造りの盛り合わせをまずは堪能。
「焼きふぐ」
燗酒と焼きふぐという王道の楽しみ方をして、至極ご満悦となりました。
「法善寺横丁」
ホテルへの帰り道。
なぜか人恋しくなり、遠回りをしつつミナミをそぞろ歩きしました。
富田林からキタへ
そしてまたミナミへ。
とても移動距離があり、スマホの歩数計を見たところ、3万歩を超えていて、今年一番の歩数となった秋の1日でした。