SEP/2017
1.うお忠
JR瀬田駅の近くに出雲そばのお店があることを知りました。
そば好きなものですから、休日のランチにしようと思い出かけてみました。
場所は、JR瀬田駅から徒歩約10分弱というところ。
店構えはいたって普通。どこにでもあるそば屋というか、うどん屋といった感じです。
中へ入ってみても、外観の印象そのままの大衆的な雰囲気です。
1人で入りましたので、2人がけのテーブルにしようとしたところ「広いところを使ってね」と。
いいですね。
1人だと、どんなに空いていてもカウンターを強制されるお店もあるなか、たいへん好もしいです。
とりあえずビールを注文します。
残念ながら、吟醸酒などは置かれていません。
出雲そばのお店ならば、やはり割子そばかなあと思いつつも「ざるそば(十割そば)と鰻丼(半丼)セット」が1,000円というのが魅力的です。
どちらも大好き。
二兎を追いかけることにしましょう。
「鰻丼」
タレは関西風のそれです。
味はまずまず。
蒸してあるのか身が柔らかいです。
「ざるそば」
粉っぽくて、もっさりしています。
残念ながら、少し期待外れでしたね。
でも、そば好きにとって「まずいそば」というものはこの世に存在しないのです。
完食いたしました。
ここまでの記事だと、マイナスの印象を受けるかもしれませんが、悪くないお店だと思いました。
コストパフォーマンスとお店の人のサービスはいいと思いました。
いくら美味しくても、値段が高過ぎたり、サービスがぞんざいなお店にはまったく興味ありません。
♪ええもん高いのは当たり前、ええもん安いのがイズミヤ〜♪
こんなCMを知ってる人は、もう少なくなりましたでしょうか。
2.東海道(瀬田~草津)
昼食後は、瀬田から草津まで歩いてみることにしました。
瀬田からはくねくねと曲がりくねった東海道を歩いていきます。
スピッツの「チェリー」の歌詞が頭に浮かびます。
「急がば回れ」
江戸から京都へ。
瀬田の唐橋から行くよりも、矢橋(やばせ)から舟を使えば近くて早いかもしれないけど、悪天候で却って時間がかかることもしばしば。
その矢橋への道はこちらから。
街道沿いには、造り酒屋が多いです。
草津宿に到着。
草津には本陣跡があります。
東海道と中山道は、こちらが分岐点でした。
かつて周辺よりも高い場所を流れる天井川だった草津川。
そこに何かができたようです。
行ってみましょう。
え!?
ここが草津川だった場所?
かつて川だったところが、単なる広場でなく商業施設までできています。
近づいてみると、イタリアンレストランのようです。
テラス席もあり、家族連れなどのいくつかのグループが楽しそうにされていました。
これからの季節、テラス席も良さそうです。
廃川となった場所が、こんなふうに生まれ変わるなんて。
素晴らしい変革です。