MAR/2018
本来ならばお誕生日会の場所として予約したレストラン。
和平飯店にあるレストランでした。
最初、電話で予約を試みました。
中国語はできないので、英語で電話をしたところ、なかなか通じず電話も切られてしまいました。
手段をメールに切り替えて、無事に予約ができました。
ただ予約完了後に北京ダックの注文は事前予約が必要かどうかを尋ねてみても、かみ合わない答えが返ってくるなどして、本当に予約ができているのか当日まで少々不安でした。
そして、当日。
18時00分に予約をしていましたが、17時30分過ぎと少し早めに到着しました。
受付で名前を告げたところ、本日は宴会もあり予約でいっぱいだと言われてしまいます。
不安的中…
そこで、予約のやりとりをしたメールを見せると「ああ、それは私が送ったメールです。こちらへどうぞ」となりました。
なんだかよくわかりませんが、ほっとひと安心です。
窓際の眺めのいい場所へと案内されました。
黄浦江を行き交う船や陸家嘴の高層ビル群が一望です。
店内の様子です。
僕たちが席に着いたときはまだ席に余裕がありましたが、その後本当に満席となりました。
オーダーを任されることになりました。
さて、何をオーダーしましょうか。
「Marinated Jellyfish and Pickled Cucumber」
(クラゲと胡瓜の漬物のマリネ)
まずは前菜を。
黒酢と醤油、ごま油で味が調えられています。
さっぱりしていて、クラゲと胡瓜の食感も楽しめていいです。
「"Shanghai" Style Preserved Drunken Chicken」
(上海風酔っ払い鶏)
紹興酒に漬け込まれた鶏。
酒の肴にもってこいですね。
「Sauteed Asparagus with Yellow Fungus and Lilly Buds」
(アスパラガス、きくらげ、ユリ根のソテー)
こちらはあっさりとした上品な塩味のソテーでとても美味しかったです。
「Peace Roasted Duck・3 Courses」
(和平飯店ローストダック)
1 Course と 3 Courses を選ぶことができます。
1 Course は、ダックの皮をパンケーキとスライスした胡瓜ともにいただく通常のスタイル。
3 Courses は、それに加えてダックの身とその揚げたものとが追加でいただくことができます。
値段も少し高くなるだけでしたので、3 Courses にしました。
まずは皮と胡瓜をパンケーキにくるんでいただきます。
とても幸せな味。
いやな脂っぽさはまったくありません。
上品でサクサクした皮がパンケーキに包まれて極上の食感と味です。
「Shredded Duck Meat with Vegetables」
「Wok-fried Duck with Salty Pepper」
「Fried Rice with Salty Pork and Vegetables in Clay Pot」
(土鍋鹹肉炒飯)
これまたあっさりとした味の炒飯でした。
〆に相応しい料理でした。
トイレもチェックしてみました。
Hand Wash もいい香りのものが置かれていました。
レストランのある和平飯店は、上海外灘の中でも代表的な建築物と言えるでしょう。
重厚で歴史ある建物の中は、たいへん優雅で豪華な雰囲気を感じることができます。
素晴らしかった食事の余韻に浸りながら、上海外灘をそぞろ歩きしました。
上海の持つ雰囲気はたいへん素晴らしいです。