AUG/2018
ウイーン国際空港から Bratislava までは、バスで移動します。約60kmなので1時間程度とのこと。
空港の外に出るとバス乗り場はすぐ目の前にありました。
11:30dep のものがありましたので、それに乗車することにします。
でも切符売り場が見当たりません。
どこで買えばいいのでしょうか?
並んでいる人に尋ねたところ「バスの中で買うことができるよ」とのことです。
ただ事前に WEB でも購入できますのできますので、計画的に旅行される方はご参考まで。
11:20 頃にバスがやってきました。
大きなかばんは、バスのトランクに預け入れます。
バスの運賃(6EUR)は、ドライバーに直接支払いました。
※WEB だと5EURで購入できるようです。
乗車率は80-90%といったところでしょうか。
シートは、ほぼ LCC 標準といった感じでした。
さて、バスに乗り込んだのはいいもののどこで降りればいいのでしょうか?
ちゃんと事前に調べてくればいいのに、だいたいがいい加減です。
さきほどバスの乗車券の購入方法を尋ねた人に、再び尋ねてみました。
「Sheraton Hotel に滞在するんですけど、どこで下車すればいいですか?」
「終点のバスステーションのすぐ近くだから、このまま終点まで乗っていればいいよ。ホテルの近くを通るから、そのとき教えてあげる」
親切な人でよかったです。
シートにはスクリーンがあり、この Slovak Lines のこと、空港のこと、そしてこれから訪れる Bratislava の観光情報などを得ることができます。
言語は、英語、ドイツ語、スロバキア語を選択できます。
車窓の景色を眺めていると、なんとものどかです。
畑が途切れたと思えば、小さな集落があらわれたり。
そんなことが繰り返されながら、バスは進んでいきました。
「Hainburg an der Donau」
途中、大きな集落というか町を通りがかりました。
周囲を壁に囲まれていて、小さな門をくぐると、中世さながらの町が現れました。
どんな町なのかなあと調べてみたところ、オーストリアの東の端っこにある町で、なかなか歴史もある町のようです。
またかつてはお城もあったようですが、今は城跡のみとのことです。
再び門をくぐると町の外へ出ました。
またのどかな景色が広がっていました。
そののどかな景色の遠く向こうには Bratislava のお城が見えます。
ここからオーストリアとスロバキアの国境まではすぐです。
車窓をずっと眺めていましたが、国境らしき場所はわかりませんでした。
しかし、しばらくすると携帯のインターネットのつながりが悪くなり、スロバキアに入ったことを実感しました。
そう、僕の持っている Sim カード(AIS/Sim 2 fly)はスロバキアではつながらないのです。
スロバキアに入ると、途中1か所で停車して数人の乗客が下車していきました。
「あそこに Sheraton Hotel があるの見える?」
ドナウ川にかかる橋にさしかかると、先ほどの人がやってきて指さしてホテルの場所を教えてくれました。
「Thank you very much」
Slovak(スロバキア語)でお礼のことばはなんというのでしょう?
せめてお礼の言葉ぐらいは、現地の言葉を事前に覚えておくべきでした。
調べようにもインターネットがつながらないので、スロバキア語でお礼を言えずじまい。
Ďakujem (pronounced JAH-koo-yehm)
あとで調べてみました。日本語の仮名で表すならば「ヂャクイェム」と表されているものが多いようです。
バスは、ほぼ1時間で Bratislava のバスターミナルに到着しました。
なかなかきれいなバスターミナルです。
この中にある売店で、Sim カードが手に入らないかと探してみましたが見つけることができませんでした。
Bratislava を発つときは、鉄道を利用する予定です。
またここへ来ることはないでしょう。
終点のバスターミナルの場所はこちらになります。