NOV/2018
1.波之上宮
地図を見ていると宿泊していたホテルから近いようでしたので、徒歩で行ってみることにしました。
歩くこと約10分。
鳥居が見えてきました。
沖縄に鳥居。どこか不思議な感じがします。
「本殿」
建物は琉球風。
本土のそれとはやはり異なる建築様式です。
青い空に赤い琉球瓦が映えます。
この波之上宮は、近隣の国々の人たちもたくさん訪れる場所のようです。
レンタルした浴衣を着て記念写真。
彼女たちなりに「日本らしさ」を楽しんでいるのでしょう。
微笑ましく思えます。
「波之上ビーチ」
波之上宮から階段を下りていくと、波之上ビーチがあります。
このビーチは那覇市内唯一のビーチとして知られています。
この日は平日だったせいなのか、日本人はあまりいなくて、海外の方々がビーチで寝転んでいたり、海に入っていたりされていました。
2.鳥と卵の専門店鳥玉
「奇跡のたまご巻き」という文字が目に入りました。
「大げさなことば遣いをする店にろくなところはない」
普段、そう思っています。
しかし、卵にこだわっているということは伝わってきますし、卵を使った料理ならばそう外すことはないだろうと考えて入ってみることにしました。
中は小ぎれいな定食屋さんといった感じです。
食券を券売機で購入するシステムとなっています。
「琉球卵のポークたまご定食(580円)」
こちらの定食にしてみました。
定食の場合、次のオプションを選ぶことになっているようです。
・ご飯(白米、五穀米)
・スープ(鳥だしスープ、赤だし味噌汁)
・玉子巻きの出汁(かつお出汁、煮干し出汁)
「出汁たっぷりで崩れるか崩れないかギリギリ 新食感奇跡のたまご巻き」
全然おいしくないです。
出汁たっぷりで柔らかいというたまご焼き(だし巻き)は、だし巻きなのである程度は仕方ないのでしょうが、とにかく肝心の卵の味が薄くて全然ダメです。
はっきりいって、普通のものよりもおいしくない。
「鳥だしスープ」
こちらもまあ普通です。
絶品、究極、奇跡、幻、超…
だいたいこのような大げさなことば遣いをするお店はよくありません。
あらためてそう思いました。
3.味噌めしや まるたま
那覇を出発する前に少し早めの昼ごはんを食べていくことにしました。
さりげない大衆食堂がいいなと探してみたもののホテルの近くではなかなかありません。
そんな中、この「味噌めしやまるたま」という名前に引っかかりました。
昔ながらの天然醸造・無添加にこだわって製造されていると言う「玉那覇味噌」を使った料理のお店とのことです。
良さそうですね、行ってみましょう。
「店内」
モダンで洒落た内装となっています。
「琉球雑貨」
お店を入ってすぐのスペースには、雑貨が販売されていました。
「具だくさん味噌汁(小)」
注文したのはこちらの料理。
おかずはこの味噌汁とにんじんの小鉢、そして漬物だけというシンプルさ。
普通サイズならば730円、小サイズならば680円となっています。
「具だくさん味噌汁」
具だくさんとはいうもののすごく多いというわけではありません。
中の具は、豚肉、卵、そして野菜などで、特に凝ったものは入ってないようです。
肝心の味噌汁も特別においしいと感じるでもなく、普通に優しい味です。
でもこれでいいんです。
いつもいつもおいしいご馳走はいらない。
宴会などが続いて胃腸が疲れているときなど、こうした昔ながらの普通の味噌汁と漬物、そしてご飯だけでいいのです。
ただ少し値段は高く感じます。そのかわりにご飯と味噌汁はお替り無料とのことです。
レジの横には、まるたまの味噌が販売されていました。