AUG/2020
約半年ぶりに福岡へ。
空から見ると、博多港は天然の良港であることがよくわかります。
海からすぐに博多の街が広がります。
また博多は福岡空港からのアクセスが抜群であることが知られていますが、博多港、博多駅、そして福岡空港と、水陸そして空の玄関までもが揃ったまさに九州の玄関であることを実感します。
博多駅から JR に乗り大野城駅へ。
そこからは TAXI で向かいました。
1.水城と太宰府
「水城」
いちど見てみたかったところなのでした。
遠の朝廷「太宰府」を守る最終防御線。
仮想敵国である唐・新羅の来襲に備えて大野城などとともに築かれました。
博多湾から上陸してくるであろう敵が、九州政庁である太宰府を攻めるには通らなければならない場所。
そんな場所に水城はあります。
小さな資料館「水城館」があり、中を見学させていただきました。
近くには展望台があり、そこからは水城の一部とともに筑紫野を見渡すことができました。
国道3号線(旧道)も水城を切り崩してできたことがわかります。
「太宰府コミュニティバス」
水城館の職員さんにコミュニティバスの利用を勧められました。
近くにあるバス停から乗り換えは必要なものの太宰府天満宮までワンコイン(100円)で行くことができるそうです。
ちょうどバスの時間も頃合いでしたので、利用させていただきました。
まずは西鉄都府楼前駅まで。
いちいち地名が歴史を感じさせるところはさすがです。
そこでバスを乗り換え、西鉄太宰府駅まで乗車しました。
「太宰府天満宮参道」
ここへ来るのは2度目です。
沿道の土産物店などを冷かしながら歩いていきます。
「太宰府天満宮」
信心などこれっぽちもない人間です。
住吉大社の太鼓橋のほうがずっと立派だよなあと友人たちと軽口をたたきながら橋を渡りました。
「九州国立博物館」
こちらも2度目。
全国で4つある国立博物館のうち、唯一の歴史系博物館です。
前回は団体旅行で駆け足での見学だったので、じっくり見てみたいとやってきました。
時節柄、見学者もまばらでしたので、ゆっくりと見学することができました。
「西鉄」
目的を果たしたので博多へと戻ります。
西鉄が便利ですね。
ノスタルジックな色合いの車両がなかなかいい味を出しています。
2.寿し処 一福
今回の博多の夜もこちらのお寿司屋さんへ。
まずはお造り盛り合わせを適当にしていただくようにお願いします。
4-5種類をいただきましたが、どれもおいしかったです。
「ぬる燗/旭菊 特別純米(筑後/久留米)」
まずはぬる燗をいただきましょう。
いくつかある中から選んだのはやはり地酒。燗上がりするお酒でした。
「渡り蟹」
本日のおすすめの品。
身の詰まりもよく食べ応え十分。
「冷酒/鍋島 Summer Moon(肥前)」
洒落たラベルのお酒です。
一口いただくと、なんとも爽やか。
香りも飲み口も、この上ない爽やかさ。
こんな清酒も楽しくていい。そう感じさせるお酒でした。
「握り/さざえ」
最後に少し握っていただきます。
今回もとてもおいしい料理とお酒を楽しませていただきました。
そしてとてもリーズナブル。
すっかりお気に入りです。