NOV/2020
岡山が好きです。
歴史や文化の蓄積がある町なのに、それをあまり表に出すことがありません。
その上、こちらから情報を求めにいってもあまり応えてくれず、もどかしくなるほどです。
ええい、こちらから思いきっていかないとダメか。
週末の予定が特に何もなかったので、急きょ岡山へ行くことにしました。
「山陽新幹線直前割」
山陽新幹線直前割というチケットがあり、これを利用すれば新大阪-岡山が3,070円とかなりお得。
こだま限定となっていますが、山陽新幹線は東海道新幹線のように過密ダイヤではありませんので、さほど時間はかわりません。
「ひかり513号」
座席のほうも空席が目立ちます。
新大阪駅を定刻 15:59 に出発をして、岡山には 17:19 に到着をしました。
「ANAクラウンプラザホテル岡山」
岡山で宿泊するときは、まずこちらのホテルに宿泊します。
IHG ということもありますが、岡山駅に直結しているのでとても便利です。
ロビーにはクリスマスツリー。
今年ももうこんな時期になりました。
「シングルスタンダード(28㎡)」
アサインされたのは12階の部屋。
予約どおりの最安値部屋です。
以前に宿泊したときの記事はこちらになります。
「鮨馬戸」
やはり岡山でもお寿司屋さんで食事を楽しむことにしました。
岡山駅から徒歩で10分ほどなので、賑やかな岡山の繁華街を眺めながら歩いて行きます。
先客が何名かありましたが、予約をしていましたので用意されていたカウンター席に案内されました。
「お通し/煮こごり」
まずは飲みものを注文してお通しをいただきます。
「生ビール」
「お造り盛り合わせ」
はじめてのお店を知るにはまずはお造り盛り合わせからと思っています。
アコウ、鰆炙り、ホタテ、〆鯖、本マグロトロ。
ボリュームもほどよく、どれもおいしかったです。
特に〆鯖とホタテが良かったかなと。
「清酒/ぬる燗」
「てっぴ」
煮魚を注文したものですから少々時間がかかります。
その間、ツマミにと出していただきました。
「煮魚/アコウのアラ」
煮魚にしていただいたのはアコウのアラ。
ご主人の仕事を見ていますと、丁寧にアク取りをされています。
こういうところが、やはりプロですね。
味付けは濃すぎず魚の良さが引き出されています。
骨しか残らないようきれいにいただきました。
「清酒/宙狐(美作)」
こうなるとお酒も進みます。
地元のお酒を冷でいただくことにしましょう。
好みを尋ねられたので「とりあえずは辛口のものを」とお願いして出していただいたのがこちらのお酒。
スッキリというか綺麗な飲み口で嫌味がありません。
それでいて線が細過ぎるということはない。
どちらかといえば、東日本によくあるようなお酒。へーこんなお酒も岡山にあるんですね。
「握り/ままかり」
握りは、これぞ岡山というべき魚から。
「握り/〆鯖」
続いてお造りでおいしかった〆鯖を。
握りでもやはり美味しいです。
「握り/ホタテ」
これもお造りでおいしかったホタテ。
とても歯ごたえがあります。
ご主人の話によれば、瀬戸内のホタテはとても身がしっかりとしているのが特長だそうです。
「握り/煮蛤」
丁寧に仕事がされた煮蛤。
とてもおいしいです。
「巻物/ マグロ」
ここまでくれば、こちらの好みをいうよりはプロに任せましょう。
選んでくれたのはおいしい赤身のマグロでした。
とてもおいしかったです。
ご主人と奥さんのサービスもよく、食事を楽しむことができました。
すっかりご機嫌となり、お店を後にしました。
「MOMOTAROH FANTACY」
ほろ酔い気分での帰り道。
JR岡山駅西口広場では冬のイルミネーションが始まっていました。
「岡山の街を明るくしていこう!」という趣旨のもとに、1986年にスタートした光のファンタジー。光源はすべてLEDを使用し、駅前広場を中心にイルミ装飾を行う岡山の冬を代表するイルミネーションイベントです。今年は岡山駅前周辺をイルミネーションで彩る「MOMOTAROH FANTASY」とともに、桃太郎大通りや石山公園などを華やかに演出する「冬のおかやま桃太郎まつり」を同時開催。キラキラ輝く岡山市中心部の風景を楽しめます。
街はもうクリスマスと年末に向けてのカウントダウンがはじまっています。