APR/2021
この日は地元泊。
桜の季節には京都の宿泊施設の稼働率はそれなりに上がり宿泊料金もそれなりになったものの、以前のように高騰とまで言えるほどではありませんでした。
今年のアコーホテルズは、ポイントも宿泊数もダブルカウント。
マリオットと違い、このキャンペーンは登録不要なところが親切でいいです。
ひょっとしたら久々のプラチナ到達?なんてことも夢想しています。
「テンプルビュー」
工事中の西本願寺が見える部屋でした。
阿弥陀堂や唐門などが、改修工事中のようです。
威圧感などはないものの広大な寺域はなかなかのものです。
「アメニティ」
いつからか巾着袋ももらえるようになり、地味にありがたいです。
天気も良かったので、散歩に出かけました。
「西本願寺御影堂」
まずは眼前の西本願寺へ。
普段から訪れる人はさほど多くない場所ですが、改修中とあってか本当に人影まばらでした。
「猪熊門」
七条通を西へ。
猪熊門をくぐります。
「龍谷大学大宮学舎」
西本願寺境内で創設された学寮を起源とする龍谷大学。
ここ大宮学舎の建築物の多くは重要文化財に指定されています。
外から眺めるだけにして、大宮通へと向かいます。
「島原商店街」
大宮通から花屋町通へと入ると商店街があります。
島原大門まで約500mほどでしょうか。
決して今風とはいえない昭和レトロ感溢れるお店が立ち並んでいます。
「みやこ食堂」
商店街には食堂あり。
昔ながらの店構えの食堂がとても気になります。
店の前にはショウケースがあるところも、昔ながらのスタイル。
実にいいですねぇ。
お昼には少し早いですが、入ってみることにしましょう。
店内には先客が2組。
途中、近所の子供がお使いにやって来て、鯖寿司といなり寿司を買って帰りました。
とても微笑ましい一コマです。
さてさて何にするかと眺めていると。
あるじゃないですか、好みのものが。
「肉鍋定食」
薄切り肉とともに白菜や葱、豆腐を少し甘めの出汁で煮込んだ肉鍋。
生卵が添えられているところが素晴らしい。
決して上等とはいえない薄切り肉と卵で安価にタンパク質を摂ろうとした先人の知恵。
白菜や葱などの野菜もあり、栄養バランスにも配慮した最強の定食がこの「肉鍋定食」だと思うのです。
出汁をたっぷり吸ったお麩をご飯の上に乗せ、出汁がご飯に染むのを暫し待つのも儀式の一つ。
頃合いを見計らって徐ろにご飯をかきこむと、これがまぁ堪りません。
最後は卵がけご飯にするのも一興です。
あぁ満足。
ただこうした食堂が減ってきたのが、とても悲しいことです。
帰りにはおはぎ(きなことつぶ餡)をお土産に購入しました。
さて、食堂を出てまち歩きを続けましょう。
「島原大門」
日本最古の花街とされる島原の入口に到着。
門をくぐるとそこは島原。
古い街並みに合わせて道にはカラー舗装が施され、町家をギャラリーやカフェにした店舗も見られます。
「角屋もてなしの文化美術館」
かつて揚屋だった場所は美術館として公開されており、重要文化財に指定された建物と美術品等を見ることができるようです。
いったんホテルへ戻って昼寝です。
「とんかつ一番」
晩ごはんはとんかつ屋さんへ。
創業60年と地域に愛されているお店のようです。
ついついビールを注文してしまう癖。
ご飯も食べるんだから、飲まなきゃいいのに…
「名代とんかつ」
看板メニューであろうとんかつを注文。
ごはんと味噌汁は別料金となります。
揚げ方は今風のサクサクしたものではなく、しっとりしたものでした。
好みの問題でしょうけど、今風のサクサクしたとんかつが好きなので、物足りなく感じました。
メニューを見ると、ポークチャップやオムレツなどの洋食メニューもあり、興味がそそられました。
次回はそんな昭和な洋食メニューにチャレンジしてみたいと思っています。