MAR/2020
1.ANAクラウンプラザホテル京都
いちおう京都(南のほう)の人間ですが、翌朝早くに市内の北のほうで打ち合わせがあったため、気晴らしを兼ねて宿泊することにしました。
3月の声を聞くと、京都市内の宿泊施設は高騰するのが常ですが、今年は COVID-19 のこともあり料金控えめなので好印象。
ホテルに向かう道中もいたってすいていました。
「Lobby & Reception」
京都だからなのか和を意識した飾り。
説明書きを読むと源氏物語をモチーフにしたものでした。
ロビーラウンジの外には滝。
7mもあるそうで、夜になるとライトアップされます。
ホテルの前にある二条城の模型が置かれていました。
京都に住んでながら行ったことのない場所です。
年をとって海外旅行ができなくなり、暇を持て余したときに行くときがくるかもしれないという程度の興味しかありません。
「アッパーフロアダブルルーム(27.5㎡)」
部屋は、7階の部屋にアサインされました。
何やらアップグレードをしていただいたようです。
部屋は広くて和モダンな内装。
なかなかいい感じです。
公式 WEB PAGE にはこうありました。
伝統を感じ、新しさに憩う。
日本の美意識を表すモチーフをさりげなくインテリアに取り入れ、日本の伝統と現代が融合した贅沢な空間をお楽しみいただけます。
「ダブルベッド」
茶碗も飾られていて、ここでも和を意識させられます。
これでコーヒーを淹れて飲んだら怒られるでしょうね。
「ワーキングデスク」
スッキリとしていていいです。
「Nespresso」
カプセルは4個。
「Panasonic」
「荷物置き場」
簡易なものでした。
「クローゼット」
クローゼットも少し小さめで簡易です。
「スリッパ」
こちらは大きくてフカフカ。
履き心地も上々です。
「水まわり」
水まわりを、みてみましょう。
こちらもモダン和テイストで仕上げられていていい感じです。
バスタブとトイレは新しさを感じられ、快適に使えました。
バスアメニティはイマイチですね。
「サンテロワ」
プールとサウナ、浴場などの施設が地下にあります。
これが快適でした。
宿泊客は1,650円と記載されていましたが、ゴールドメンバー以上?は無料で利用できるようです。
中の様子は公式 WEB PAGE のものを借用いたします。
「サウナ」
「休憩室」
ほぼ180℃リクライニングしますし、TV はオンデマンドで楽しめて極楽でした。
・営業時間
平日:13:00~23:00
土日祝:11:00~23:00 (土曜日のプールご利用は
12:45~)
2.昼ごはん
ホテルに到着して、近所のお店に遅めの昼ごはんを食べにでかけました。
「けいらん(鶏卵)うどん」
京都には、当地でしか見かけない様々なかわりだねのうどんがありますが、このけいらんうどんもその1つでしょう。
あんかけ卵とじに生姜が添えられたもので、寒い冬には見ためにも温まるうどんです。
味のほうは、これで十分だよなぁと感じるうどん。
別に凝ったお店でなくても、そこいらにあるお店でもちゃんとおいしいのがこの京都の良さでしょう。
けいらんうどんは700円、エビスビールは500円と庶民的ながらも満足度の高い昼ごはんとなりました。
3.京都三条会商店街
満腹になったところで、近くの商店街を散歩してみました。
こちらの商店街は、文字どおり三条通り(堀川通り〜千本通り)にあり、京都最大の商店街とされています。
昭和の香りを色濃く残すお店もあれば、
洒落たカフェやスイーツを扱うお店などとが混在するなかなか楽しい商店街です。
「10分モンブラン」とかで有名なお店。
大仰な名前や行列には興味がありません。
「八坂神社又旅社」
商店街の中、三条大宮のあたりにあった神社。
祇園祭の発祥となった神社だそうです。
SEIYU って、まだあったんですね。
生鮮食料品や生活雑貨を扱うお店から洒落たカフェや飲食店まで、老舗から今風のお店まで、いろいろ味わい深い商店街です。
4.碓屋
晩ご飯は商店街を散歩していて気になったうなぎ屋さんを訪ねてみることにしました。
はからずも口開けの客となりました。
店内はそう広くはありません。
このあと数組のお客さんがやってくると、店内は満席となってしまいました。
なかなか人気のお店のようです。
本日のオススメがメニュボードに書かれており、鰻の前に一杯やろうかという気にさせられます。
「九頭竜(越前)」
鰻だけ注文するなんて粋じゃない。
江戸っ子じゃありませんが、そう思ってまずは一杯。
「丹波地鶏(山椒塩焼)」
酒の肴にはこちらの地鶏を。
山椒塩焼と天ぷらを選べましたが、天ぷらだとそれだけで終わってしまいそうです。
山椒塩焼にしましょう。
ぴりりとした山椒の風味が野趣に富む鶏の旨みとの相性の良さを感じます。
そしてぐいっと清酒を流しこむ。
まさに至福だなぁ、と。
江戸っ子ならば、お酒をもう少し嗜み、鰻は白焼きで注文するのかもしれませんが、そこまで上戸ではありません。
普通にうな丼をいただくことにしました。
「うな丼(1,950円)」
鰻は三河一色産、お米は近江えんこう米(減農薬、無化学肥料)と食材にこだわりをもっていらっしゃるそうです。
サクッと焼き上がった身を頬張ると、香ばしさの中にほんのりとした甘み。そして脂はあくまでも軽やか。
また白米というやつはどうしてこうも鰻に合うんでしょう。
鰻の旨みとタレの旨みをしっかり受けとめ、その旨みを逃さぬようにとしてくれるのが米の役割り。
無性にかきこみたくなる気持ちをなだめるのがやっとでした。
あぁ満足。食べ終えたとき心底そう思いました。
実にいいお店でした。