APR/2017
「市役所前」から福井鉄道に乗りこみます。
車両は低床式の3両編成の新型車両。
車内はガラガラ。大丈夫だろうかと、こちらが心配になってしまうほど。
福井から武生までは約45分の電車の旅です。急行もあり、それだと所要時間は約35分と10分ほど早くなるようです。
こちらは急ぐことは何もありませんので、ゆっくりと各駅停車の旅を楽しむことにしました。
沿線には桜の名所と思われる場所も通りがかり、車窓から桜のほか、菜の花なども楽しむことができました。
また満開の桜と電車を写真に収めようとする人もたくさんいました。
途中、ひときわ多くのカメラマンがいた駅で途中下車をしてみることにしました。
「北府(きたご)駅」
この古い木造駅舎は大正時代のものらしいです。
この木造駅舎と電車というのが画になるのでしょう。
駅の外にも満開の桜の木がありました。
木造駅舎と電車を写真に撮ろうと思います。
できればレトロな車体がいいと思って待ちましたが、やって来るのは中途半端に新しい車体ばかり。待ちくたびれて諦めてしまいました。
北府駅は終点の一つ手前の駅でしたので、ここから武生の町歩きをすることにしました。
武生の町は城下町(福井藩家老本多家)であり北国街道の宿場町でした。
まずは町の中心にある総社大神宮へ向かいます。
ここにも桜。
神社の近くには「蔵の辻」という一角がありました。
白壁の蔵が立ち並び、それが店舗にリノベーションされています。
バーなどもあり、夜になると雰囲気が良さそうです。
あちらこちらに古い街なみが残っているのを見ることができました。
いい雰囲気です。
♪二万石でも武生は城下♪
野口雨情が唄った武生は日本の懐かしさが詰まった町でした。