JUL/2018
岡山にも路面電車が走っています。
愛称は岡電といい、路線の総延長は4.7Kmと日本で一番短いそうです。
路面電車が好きなものですから、この岡電を利用して散策に出かけました。
早速、岡山駅前の電停から乗り込むことにします。
日本一短い路線ということで、清輝橋線(岡山駅前-清輝橋:所要時間12分)と東山線(岡山駅前-東山:所要時間17分)の2路線のみが運行しています。
清輝橋行きの電車がやってきましたが、まずは東山線に乗ってみようと思います。
路面電車1日乗車券(400円)が販売されていますので、この乗車券を利用することにします。
車内でも購入することもできますので、車内で購入しました。
乗車する日付を削って利用します。
利用方法としては、降車時にこの乗車券を見せるだけです。
早朝でしたので、乗客はほとんどいません。
部活に行く高校生がちらほら乗車している程度でした。
「小橋」
まずは小橋という電停で下車しました。
このあたり旭川の西中島と東中島という中州があり、その中州には家が立ち並んでいて生活が営まれています。
その中州への橋がかかっているため3つ橋が連続しています。
なかなか興味深い地形です。
橋から北を望みます。
岡山県庁の向こうには、岡山城も見えました。
橋を西へと渡っていきました。
「京橋」
山陽道で京・大坂から岡山城下へ入るときの入口であった京橋。
岡山藩は表玄関として重視し、その美観維持に努めたそうです。
また川湊があり、四国や大坂への定期便が運航され、交通の要衝として賑わいました。
「大手饅頭伊部屋京橋本店」
備前銘菓として有名な大手饅頭のお店。
この日は休みでした。
「ビアガー電」
車内のパンフレットで、こんなものを見つけました。
よくありがちな企画電車です。
乗車時間は2時間、料金は3,500円(ビールorワイン計3杯、軽食付)とのこと。
なんか中途半端な感じがしてなりません。
なによりトイレが心配なので、乗ってみようとは思いません。
「MOMO(モモ)」
水戸岡鋭治氏にデザインを依頼した低床式車両です。
岡電にはこうした新型車両のほか、和歌山電鐵で人気だった「たま電車」など、日本各地で活躍した車両も数多く走っています。
「岡山木村屋」
岡山にも木村屋のパン屋がありました。
岡山木村屋の創業者は銀座木村屋で修行を積んだのち、こちらの岡山市の表町にお店を開いたそうです。
現在、岡山県内を中心に直営店と専売店を合わせて約100店舗を展開していて、岡山ではかなり有名で人気もあるようです。
全然、知りませんでした。
「バリ辛焼きカレーパン&白桃ジャムパン」
お土産に購入してみることにしました。
バリ辛焼きカレーパンは、その名のとおりかなりスパイシーです。
ハバネロを使用しているとのことで、大人の辛さだったので大満足です。
それに対して白桃ジャムパンは、ほんのりとした白桃の甘さが感じられてこれもなかなか。
岡山のキムラヤ、なかなかですね。
アーケードを抜けた新西大寺町の電停から岡電に乗りました。
「清輝橋線」
こちらは清輝橋線になります。
こうして岡電に乗ってその沿線を中心に岡山の街をまわってみました。
かつては近代遺産のような扱いを受けた路面電車ですが、先進国では路面電車が主役となっている都市も多いです。
さまざまな延伸計画があるそうですから、ぜひ実現して路面電車が活躍する先例となってもらいたいです。